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冬対策!?ガスガンを外部ソース化してみよう! | ケイ・ホビー ガンコーナーBLOG

冬対策!?ガスガンを外部ソース化してみよう!


こんばんは!「番頭」です。
随分と寒くなってきましたね。

流石にこの季節ですと、屋外でガスガンを安定して動かすのは難しくなってきますね。
ですので今日は「そんな寒さ対策をガスブローバックガンでもしてみますか!」
というお話で行きたいと思います。

それでは、噛み砕いて理屈から解説して行きましょうか。

「なんでガスガンって寒いと動かないのか?」

←小店定番のガス缶です。

はい、実際にガスガンで遊んでいる方でしたら皆さん体感している事ではありますが
「ガスガン」って寒さに弱くて、冬場の屋外では綺麗に動きません。
風船を温めると膨らんで、冷やすと萎むみたいな感じで、
夏場の方がガスガンは調子が良いのは、皆さんがご存じの通りです。

ガスガン用のガス缶は、カセットコンロのガス缶等の様に、
そのまま缶を振ると中で液体がチャプチャプいってますよね。

んで実際に遊ぶ時は、ガス缶とマガジンをひっくり返して
ガスライターに充填するような感じで、マガジンに液体ガスを注入しています。

んで、実際にBB弾を発射する時は、正立状態でマガジン内で液体が下に溜まっています。
ガスの放出口からは液体のガスでは無く、気体が動力源として放出されます。

これは、カートリッジ内部で「シュワシュワ」って感じで
ガスが「液体」から「気体」に変化して放出する。
なので、通常の圧縮空気を充填した場合は、数発程度の小さいタンク容量でも、
液体が内部で気化するトコで多くの弾を撃ち出すガス容量を確保しているってコトですね。

…分かったかな?

んで理科のお話な感じですが、液体が気体に変化するときは「気化熱」てモノが発生します。
だから、ガスガンのマガジンをガンガン撃っていると、マガジンが気化熱で一気に冷たくなる。
んで、冷えてくると液体ガスが変化しにくくなり、冷えている事でガスの圧力が低くなる為
ガスガンの勢いが弱くなり、最後にはブシャー!ってガスを吹いてしまうワケですね。

んで、夏場は良くて冬場はダメなのか?って話ですが

夏場の気温が高い時期は、マガジン周囲の温度が高いので
マガジンが気化熱で冷えつつも、周りの温度が高い分カートリッジの温度が回復しやすい。
前述の通り、ガスの変化には一定の温度が必要なため、
冬場のガスガンはマガジンを温める工夫をして気化熱の分を確保しているってワケです。

なので、外気温が低い時にガスブローバックは動かないってコトで
マガジンを温めたりする工夫をしている訳です。

ここまではOK?

さて、本題ですね。

それでは「寒い時期にどうすれば温度を気にせずに、ガスガンで遊べるの?」
という解決策のヒトツの例がコレ。

グリーンガス(外部ソース)化で、圧縮空気を使う事。

「マガジン内部を使ってガスを気化させるのではなく、外部から気温変化に強いガスを使う事」
で解決してみようという事ですね。

ガスガンの動作は「圧縮された空気」を動力源としていますので、
何もガスガン用の液体ガスでなくても良い訳です。
建設現場の釘打ち機みたいに、コンプレッサーから有線方式で空気を供給してもガス圧さえ合っていれば動作します。

ただ、サバゲーでコンプレッサーを背負うワケにも行きませんので、コンパクトで高圧縮された
非可燃性の「緑色のCo2ボンベ」を使います。※こちらも正確には液体のボンベです。
ただし比較的低温に強く、氷点下でもない限りはガスガンとしての動作圧力は確保できます。

このボンベ。プロパンガス等程度の高圧ボンベでして、
このままダイレクトにエアガンには直結出来ません。
本体が壊れちゃうほどの高圧ですし、万が一出来たとしてもソレは違法パワーです。

ですので…。
こういったパーツを組み合わせて、通常のガスガン動作と同じ位の空気圧に減圧して使おうってコトです。

このシステムは、通常のガス注入タイプのガスガンであれば、大抵の機種に対応できます。
マガジンのガス注入口にダイレクトにホース式にする改造は必要になりますので
専用のマガジンを1本用意する感覚ですかね。

それでは、実際の組み合わせ方を店内にあった器具を使って実際に組み立てて
ご紹介していきましょう!

まずは、コチラ。

・サン・プロジェクト製。グリーンガスレギュレーター 3種あり。
メーター付き、可変バルブ式 販売価格¥11,880 スタンダード(ボンベ1本付き)
この他にも、小型タイプやベルトに引っ掛ける金具付のモノ等もありますが
とりあえず、ボンベセットでお買い得なヤツをチョイス。

いわゆる「減圧器」です。高圧の炭酸ガスカートリッジから供給されるガスを、
このレギュレーターで通常のガスガンと同じ安全な圧力に減圧し、ガスガンの動力として用います。
可変バルブ式とスタンダードのレギュレーターは「74gの専用ガスカートリッジ」を使います。

アタマの部分にガス圧調整ダイヤルが付いています。
この機種はガス圧リミッター付ですので、使う時は全開に回せばとりあえずOK。
大体通常のガスガンの最適温度位のガス圧になります。

小形ながら、メーター付でしてガス残量が無くなってくるとメーターが下がりますので
まだガスが残っている?残っていない?は判ります。


ちなみに、ボンベを捻じ込んで固定するのですが、ボンベのあたまにピンが出ていて、ココを突き破ってボンベのガスを流しています。
ですので、一度ボンベをセットしたら完全に使いきるまでボンベは外せません。
全部ガスが逃げちゃうからね!もったいないし。

もともとこのボンベは工業規格品の転用でして、家庭用ビールサーバーや熱帯魚、消火器等でも
こういうボンベは使われています。

稀に、他機種用ボンベを安いからと流用している方を見かけますが危険です。
エアガン用のCo2ボンベの場合は、弁が2重になっていますので、破裂しそうな高圧時でも少しづつ抜ける造りになっています。なので安心。
ですが、転用ボンベですと直射日光や車内放置などで、高温時の場合
内部のカートリッジの弁が一気に裂けるので大爆発な爆弾になりますから、マジで注意して下さいね。


サンプロジェクト製 6mmコイルホース 販売価格¥1,980

いわゆる「空気ホース」今回はちょっとお高めですが、店内では「クルクルホース」
とよく呼んでいる、家庭用の電話機のコードみたいなある程度の伸び縮みが出来るタイプをチョイスしてみました。

引っ張るとビヨンビヨンするので、通常の直線状のホースよりもエアガンを振り回していても
邪魔にならないのが良いですね。

組み合わせ方ですが、結構簡単です。

指先で指示している部分に黒い小判型のパーツがあります。
ここにホースを挿すのですが、小判のパーツはホースのロック部分です。
ホースを挿したら、ボディから小判パーツが1mm程引っ張れるので確実にロックしましょう。
ガスの内圧でホースが飛んでってしまわないように確実にロックです。
逆に外す場合は、小判パーツを縮めた状態にしてホースを引き抜いてください。

さて、お次はエアーカプラーです。

PROTEC マイクロカプラーソケット MST 小店小売価格¥1.782

通常の「6mmホース」を使用する場合は、ホースの先端にこの部品を接続します。
カプラーに空気止めの弁が付いている「エアストップ機能」物ですので、ホースを外すと先端で空気がとまります。ガスが無駄になりません。
※とはいえ、そのまま1週間位とか放置するとガスは抜けてしまいますが。

カプラーの名の通り、脱着式の部品ですので、マガジンを何本も用意している場合、マガジンの付け替えが便利になります。

ちなみに、このカプラーやマガジン側のソケットは「サン・プロジェクト」社と
「PROTEC」社の2社から同様の物が発売されているのですが
規格寸法が違うので、マガジン側のソケットもカプラーと同じメーカーを使わないと接続できません
ですので規格を混ぜないように注意してね。


こちらのMSTは、同封の説明書を見れば判るのですが
ガス圧でホースが外れてしまわないように、カラーが付属しています。


こうやって、ホースにカラーを通してから、エアストップを組み合わせまして…。


最後にカラーを引っ張って、ムギュってやればOK。
これで、ガスの弁を開けている状態でも、ガスが逃げなくなりました。

お次はマガジンの方ですね。
ケイ・ホビーオリジナル SDK-009ロングタイプコネクター 小店取り扱い価格 ¥1,155

マガジン底とホースを接続するコネクタープロテック製プラグのタイプ3互換品です。

皆さんが多くお使いの「東京マルイ社製品」にグリーンガスを付ける場合に使います。
ケイ・ホビーの地味に売れているオリジナルパーツのヒトツ。
この他にも、マルゼン社製品もネジピッチは一緒です。

※WA・タナカさんは、マガジンのコネクターのネジ規格が違うので、プロテック製のタイプ1という品を使ってください。
※マルシンやKSCはタイプ2です。

今回のご紹介は、需要の多い東京マルイ「ハイキャパシリーズ」の新品マガジンを加工してみる事にしました。
早速組み立てていきましょう。

そうそう、ガスガン弄りには工具が別途必要となります。

KSC製 ステンレス製 バルブレンチ 販売価格 ¥2,037

注入口と放出口の2通りの部分に使える、ガスガン専用工具。
KSCの純正品ですが、マルイ・マルゼン・マルシン等のメーカーのバルブ外しにも使えます。
マイナスドライバーとかでムリにやると、注入バルブが砕けてしまう事もありますので
ガスガンのお手入れとして、てっぽー工具箱に入れておきたい必須工具です。


ガスの注入口にバルブレンチを挿して外します。

ソケットに付属のOリングを組み合わせて…。

これで、ガスが漏れなくなりますね。

組み立てる前には、Oリングにお手入れオイルを吹いてから組み立てます。
※コレやらないと、Oリングが千切れる事も。

はい!出来ました。

あとはレギュレーター周りのホース一式とマガジンを組み合わせ、
ガスの解放弁を回してマガジンにガスが流れ込めば、フツ―に遊べます。
ホースの先っちょのカプラーに空気止め弁はありますが、マガジン側には付いていないので
カプラーを外すと、マガジン内の溜まっているガスは抜けちゃうから注意ね。

今回の組み合わせは、74gボンベで、マルイ製ハイキャパ程度でしたら
ガス圧や状況やチューニングでの燃費もありますが、大体300発程度は
このボンベ1本で撃てるはずです。
これで、冬場でもガンガン撃って遊べる仕様となりました。
ちなみに、この「外部ホース式」。
各サバイバルゲーム場の規則で、使用不可となっているフィールドもありますので
良く遊びに行く場所があるようでしたら、一度ルールを確認した方が良いかもしれませんので
そこの所だけは注意ですね。
ご自宅での的撃ちや練習でしたら、温度を気にせずストレスなく遊べると思いますよ。

ちなみに、このボンベ周りをどうやって収納したら良いか?とたまに店頭で聞かれます。
私は「P90用のマガジンポーチ」と組み合わせると、ちょうど良い大きさと
横にホースがくる関係上スムースに収納できるので、お勧めしております。

さて、今回ご紹介いたしました
このハイキャパマガジン+Gガスセット(ボンベ1本付)

せっかくなんで、このまま組み合わせた状態で販売しちゃいますね!

通常の足し算ですと 販売価格¥16,797(税込)ですが…。

この1個限定で、コネクター分サービスの 税込価格¥15,642(税込)
で出しちゃいますね!

ご興味ある方は、よろしくお願い致します!

それでは、本日はココまで。
「番頭」でした!

END

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