中華電動ガンをマルイ化カスタム!A&K「PKM」編


こんばんは!「番頭」です。

最近、小店のスタッフ何名かがクルマを買い換えています。
それを横で見てると「いいな~」と思っていまして、私も刺激されています。

今乗っているクルマは、
乗り心地も良いし、お金も掛かんないし、静かだし、故障もしないし、燃費も良いし、使い勝手も良いしと、
「何にも悪いトコロも不満も一切無い」んですが…。

なんというか「ヤマザキの食パン」というか「良く出来ていて、フツ―過ぎて飽きている」
んですよね~

そんな訳で、中古車情報とか見たりして、また悪い虫がウズウズしてしますねぇ。
さて、今日のブログネタですが、タイトルにもあります通り、
昨日の記事に続きまして、今日も中華電動ガンのカスタム記事となります。
うん、マタなんだ。
今日は台風という事もありまして一部の問屋さんも台風でお休みですし、
昨日同様に、今日も入荷商品や新製品情報も少なくて、ブログネタが無いのです。

さて、本日の題材はコチラ。


A&K PKM汎用機関銃 小店取扱い価格:¥69,800 ※未改造品のお値段です。

重量8kg、弾数約5000発のスゴイやつ! 中華海外製の電動ガン!

AKに代表される「東側」の鉄砲を選んでいると必ずぶつかる壁が、AKシリーズ以外の
東側装備のエアガンのラインナップの少なさ、特にこういう支援火器はホントに少ないです、
そういう意味でも、コイツは貴重な東側の汎用機関銃のエアガンです。

実銃の話をすると、ドラグノフ狙撃銃と同じ弾をベルトリンクで
大量携行できる大火力機関銃でして
西側の「MINIMI」等に代表される「分隊支援火器」の電動ガンに対して、
東側装備チームは、この「PKM」が対抗馬として、サバゲを盛り上げてくれる事でしょう。

「男の持ち物は、何だってデカい方がエライと原始時代から決まっている!」
といった趣きな、男のロマンの集合体なてっぽーですね。
でかい銃はロマン!

さて、電動ガンとしての性能は、上記のとおり、電動ボックスマガジンにより弾数約5000発、
マルイ規格の内部パーツが多く利用可能な点から、潜在能力はかなり高いと言えますが、
海外製の本機は中華電動ガンのお約束というか、ご他聞にもれず、
性能的にこのままでは、相当にキツいのです。
特に、HOP回転の飛ばなさ加減は、致命的です。

と言う事で、昨日に続きまして、コイツもマルイ化してサバイバルゲームで
快調に動くようにしてみましよう!

さて、それでは簡単にカスタム前にチェックしてみましょうか。
未改造の純正状態では…。


・東京マルイ 0.2g プラBB弾使用で、初速は大体94m/min。かなりパワーだけは出ていますね。
・初速のバラつきは中華銃ではまぁまぁ収まっている方。でも中華なり。
・連射サイクル&レスポンスも、秒間10発と表示されている通り、非常に連射が遅い。
・この個体は、ソコソコ「当たり」なのか中華銃独特のギア音がノイジーは抑えめ。
・弾道はHOP回転がロクに掛からず、ほぼノンHOP状態。射程は15mってトコロ?

まぁ、昨日の「バルスライフル」同様に、中華の純正ってこんなモノって感じです。

さて、早速施工していきます。

今回用意したパーツはコチラ。

・アングス 0.9Jスプリング L
※後に、ライラクスのMS80スプリングにチェンジしました。
・ライラクス ピストンヘッドメタル
・ライラクス シリンダーAサイズ
・ライラクス EGバレル 460mm
・マルイ EG1000Sモーター
・マルイ 電動ガン用ベベルギア
・マルイ 電動ガン用HOPパッキン
・ケイ・ホビー 830ベアリング 軸受6個セット
・ケイ・ホビー MOMOPAPA製 加工HOPチャンバー

小店での、PKMカスタム、マルイ化純正サイクル仕様の場合は、
ただパーツをそのまま組み付けただけでは、チョット駄目なんです。
配線周りもいじります。


実はPKMの場合は、前方下部にボタンスイッチがありまして、
純正状態ですと、連射回転を調整できる基盤が純正状態では入っているのです。
…コイツが曲者でして、小店の場合は取り外しております。

コントロール基盤で、余分に電気を食っているので、
MAX連射に設定しても、先程の計測通り、秒間10発と連射は凄く遅いです。
さらに一番遅い設定では、秒間4発となりますので、全くサバゲでは実用的ではありません。
おまけに、この基盤は耐久性が無いのでそのうち壊れます。
壊れるとトリガー引かなくても勝手に連射して暴走するっていうのがお約束でして、
そんな訳で小店では、おっかないので、基盤は除去&配線の組み直しをしております。


純正の配線周りを全て取り出しまして、配線をカットしてシンプルに組み直します。
半田ごてで、チクチクっと。


はい、出来ました。基盤を除去してシンプル構造になりましたね!
これで故障のリスクが減りますし、電気抵抗も減ります。

さて、配線が出来上がりましたら、次は銃身回りですね。
PKMは、実銃みたいな感じで、銃身が取り外せるのがカッコイイ!
撃ちまくり系の銃ですので、サバゲ後は、銃身もかなり汚れるので掃除がしやすいのが良いですね。

さて、A&Kのマシンガン系の銃身まわりのカスタムでは、小店ではお約束のパーツがコチラ。

ケイ・ホビー MOMOPAPA作成 加工HOPチャンバー ¥9,200

純正では、本当にHOPがかからず、銃身の設定位置が悪くエアロスの多いチャンバーなのですが
依頼して加工して頂いたチャンバーは、HOPがフツ―に掛かるようになりまして、マルイの純正HOPパッキンが使えるようになり、エアロスも減って飛び方が安定しますよ。
このパーツは、未改造の純正チャンバーを下取りでお持ちになって頂きますと、
下取り致しますのでお安くなりますよ。

歪んでいない、まっすぐなライラクスさんのBCバレルを使って、
マルイ純正のHOPパッキンと加工チャンバーを組み合わせて、丸ごと交換しました。
中華純正バレルは、ガラス板の上で転がすと、すごーくウネウネしますよ。歪んでマスね。

ちなみに、純正バレルは長過ぎて、バレルの中で負圧が出て精度が落ちるので
PKMの場合は、純正サイクルでは、ベストセッティングは460-455mmの長さです。
この辺は、何丁も組んだデーターの結果です。

さて、後はメカボックスですね。

中華純正新品をオープン!うん、意外とキレイですね。
最近は、緑色の宇宙人の血液みたいな、変なグリスは使っていないですね。

今回、メカボックスの中でも、組立てのキモのパーツはココかな?
ケイ・ホビー 830ベアリング 6個セット。¥1280

この830とは、ベアリングの大きさの規格でして、A&Kのマシンガン、M60系・ミニミ系・PKM系でも使われているのが、
同サイズの830ベアリングなのです。ギアの軸受の所に合計6個入っています。

流石に最初から入っている中華ベアリングの品質は、マガジンが大きくて
援護射撃の多い機種ですので、本当に数多く弾を撃つマシンガンですから
中華純正のままでは、ある日時々壊れてしまう場合があるウイークポイントの1つだったりします。

ですので、この国産の耐久性の高い同サイズのパーツに入れ替えて
「いつ壊れるか解らない、時限爆弾を解除しよう!」という事ですね。

そこで、耐久性向上の為、高品質・安定の日本メーカーのベアリングを小店にて取り寄せて販売しております。
小店のカスタムコンプリート品には、必ず入れている部品でして、A&Kマシンガン系では、定番使用のパーツです。

あとは、コチラも重要ですね。

東京マルイ EG1000Sモーター & マルイ純正ベベルギア

マルイのモーターを組み付ける場合は、マルイ純正のべベルギアと組み合わせるのが小店のお約束。
実は、モーターのギア音ノイズのほとんどは、
このベベルギアとモーターの当たり面から出ている事が多く、
ここのセッティングが決まってしまえば、あとは割と簡単にセットアップできる事が多いです。

特に、モーターの頭のギアとべベルが違うメーカーで混ぜて組むと、
簡単にモーターのギアがあっさり削れて、モーターが死にます。
あと、社外ギアや中華純正よりも、構造上マルイのベベルギアの方が耐久性が高いですね。

この辺を上手く組めば、キレイにマルイ純正みたいな電動ガンみたいに駆動しますよ~。

さて、メカボックスも組み上がったら本体に組み付けて、完成ですね!
それでは、実際にテスト動作してみましょうか。


初速は元々出ている状態でしたが、あれは強めの中華ばねで強引にスピードが出ていました。
カスタム施工で、より軽いバネに交換して組み合わせていますが気密をしっかり取っているので、
軽いバネでも初速は中華純正よりも、チョット上がっています。
っていうか次世代みたいなギリギリパワーになってます。
これでも駆動に負担がかからない状態ですので、
ギアや軸受、モーターなどへの負担は中華純正よりも少なく、耐久性は格段に上がっています。

連射サイクルも、元は秒間10発が、15.6発に向上。
いわゆるフツ―のマルイの電動ガンみたいなサイクルってヤツです。
これで、パワーチューンされた、普通の東京マルイの電動ガンって感覚でガンガン使えるようになりました。


さて、完成致しました!PKM 番頭カスタム マルイ化カスタム!
本体+パーツ代で工賃ほぼサービスで、¥99,800(税込)
明日から、店内で展示しておきますね!

コチラは、定番商品として定期的に作成しておりますので、
売り切れの際にも、お時間を頂ければ、本体とパーツが入手出来る限りは作成可能です。

コチラを通信販売ご希望の方はお電話かメールにてお声掛けくださいませ。
どうか、よろしくお願いいたしますね!

さて、本日はココまで。
明日の当ブログもよろしくお願い致します!

END

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