こんばんは!「番頭」です。
ここの所、気温の変化が激しくて身体が追いつかずダウン気味です。
皆さんは、大丈夫ですか?ホント、気を付けて下さいね~。
初夏を迎えるこの時期は、家のネコ達も毛が生え変わる時期でして、抜け毛が激しいです。
家の中が毛だらけです。
西部劇で、コロコロ転がってくる草の塊みたいな感じで、部屋で毛玉が出来ていたりしています。
←黒猫官兵衛さん。
番頭 < キミたちが、自分で掃除してくれたら楽なんだけどなぁ~
官兵衛< ん~無理!
ですよね~。サボらず、部屋掃除とブラッシングをマメにしないイケませんね。
さて、本題と行きましょうか。本日はコチラが入荷です!
タナカワークス ガスブローバック銃 P220IC「陸上自衛隊 9mm拳銃」 販売価格¥24,105(税込)
まってたヒトには、タマラナイ!リニューアル版の自衛隊拳銃!本日入荷です。
今回のリニューアルでは全ての金型を作り直しして、内部や外観も大幅に改良されているそうです。
本日はコチラを詳しく見つつ、ご紹介していこうかと思います。
まずは、予備知識として、元々タナカさんの初代P220はデビューが1997年。
その後、エアガン&モデルガンとして細かいトコロの改良もありましたが、
基本構造を変えず、20年チョットの歳月が経っていました。
私は当時、ケイ・ホビーに入社したばかりの頃で、中学の同級生の海上自衛隊に勤めている子に
「君はコレじゃなきゃダメ!」とか言って、コレの海自モデルとTOPの電動64式海自バージョン
自衛隊迷彩服一式と合計すると、スゲー金額となるブツをセットにして強引に勧めた記憶があります。
さて今回、大幅に手が入っているとの事ですが、どこら辺が変わったか?
等を見て行こうかと思います。
まずは、特徴的な外観と言えば、上下の色あいが違う事。
実銃の素材の違い(実銃の下フレームはアルミ。スライドが鋼)を再現しているそうです。
以前の物よりも、全体的な操作感が「立っている」というか「カッチリ感」がありますね!
旧タイプもモデルガンメーカーのタナカさんの製品ですから、
特にドコかが悪かったわけではありません。旧タイプだって良い外観を持った製品です。
外観的にダルダルで、ポッテリしていた訳ではありません。
でも「外観の見た目」での差異では無く、実際にスライドを引いた瞬間に「カッチリ感」を感じます。
新型は、スライドを動かした感じで「タイトさ」というか「クリアランスの妙」というか、
アクションにガタが一切感じられない、動作のフィーリングで「カッチリ感」を感じさせますね!
「プラスチックで出来たオモチャ感ではなく、実銃ってきっとこんな感じなんだろうな~」
って、その気にさせるカッチリ感です。
多分、今回の「カッチリ感」を出しているのが、この内部の新型インナーフレーム。
ちなみに、新品箱出しの状態では、かなりオイルがベタベタなんで、まずは軽く拭き上げると良いかもしれません。
オイルの匂いがテフロン系で、昔のMGC系のモデルガンの匂いがして、おじさんは嬉しいぞ。
スライドが当たる摺動部分が金属製のインナーフレームで出来ています。
その下側に樹脂のフレームパーツで包まれた感じです。
旧タイプや普通の他機種のガス銃では、スライド動作の「お互いに擦っているミゾ」の部分が、
フレームとスライドの接触部分の多くが「樹脂同士」で擦り合せている所です。
今回の新型は「下半分の摺動部分が前面的に金属パーツ」で出来ていて、なおかつ
「かなりクリアランスがタイトに作られている」ので、
この辺の設計の妙で「カッチリ感」が出ているみたいですね。予備知識が無くても、スライドを引いてみれば
いろんなガス銃を触った経験のある「カン」の良い人ならすぐ感じてもらえるんじゃないかな?
ここまでスライドクリアランスがタイトに作られたガスブローバックガンは、私の知る限りは今まで無かったですね。
かなりタイトですから、あんまりサバゲで泥まみれにすると、すぐに詰まって動きが悪くなると思いますので、
この銃を購入した方は、時々は分解してスライドレールの汚れを拭き取ってあげましょうね。
あとは、通常のメンテオイルを軽く吹けばOKです。
もちろん、今回の改良は内部フレームだけではありません。ココも変わりました!
今回、リニューアルで目立つようになりました。チャンバー後ろの別体の凹型パーツ!
実はこのパーツ。実銃では四角い薬室と排莢口をかみ合わせて、
ブローニング式ショートリコイルシステムのロッキングラグの代わりにするという、実銃の構造を魅せているのです。
詳しい、動作メカニズムを知っているガンマニアであるほど「おおっ!」っと唸ってしまう構造再現ですね!
旧タイプは、ただのモールドだったハズ。いや~こだわってマスね。通好みでカッコイイ!
ちゃんと、自衛隊拳銃の独特の刻印も入っていますね。桜にWマークが陸上自衛隊モデルの証。
海上自衛隊ですと、桜+錨のマーク。航空自衛隊ですと、桜+羽マークですよね。
今後は、それぞれのバージョンも発売になるのでしょうか?
旧タイプでも限定で出ていましたので、今回の新型も多分発売されるでしょう。
他の部分にも、当然アチコチ刻印は入っています。実際に購入した方は見てみましょう!
照準も見やすい、ホワイト入り。
リアサイトも1点タイプのホワイトで、パッと構えたトコロに狙いやすい感じですね。
今度は、マガジンも見てみましょう。マガジンは、前面的に刷新されていますね!
ダイカストのマガジンボディは新金型をつかっいるらしく、
ボディの凸凹モールドも前よりクッキリしています。
マガジンボトムは、従来同様に鉄板別体パーツとなっていて、リアル感が出ています。
ちなみに、予備マガジンも同時入荷しております。販売価格¥4,384
背面のマガジンバルブ周りの形状も、完全に変わっていました。別物です。
初期型のガスガンは、ホントにガス漏れが多かったのですが、ここ数年の新しいヤツはガス漏れが無かったですね。
今回、さらに変わってバルブが大きくなっている様ですので、更に耐久性は増しているかな?
BB弾がマルイさんのガスブローバックみたく、フロアを下げた状態でBB弾が流し込めるように改良されています。
赤い安全キャップの先の部分が大きな穴になっているのが判るでしょうか?
この辺の改良は実際に撃って遊ぶ事を考えると地味に嬉しいです。
マガジン上面の「リップ」の部分が樹脂製の別体パーツに構造が代わっていました。
以前は別体では無くてボディ一体形状でしたね。
マガジンリップは結構繊細なパーツです。コレがやられると、動かなくなってしまいます。
特に、ボディ一体型のマガジンは、変な角度でリップから地面に落として曲げてしまうと、
修理不能でマガジンが買い替えになってしまいます。
今回の新型は、ダメになってもココだけ交換すれば修理可能ですし、
樹脂パーツである程度の衝撃にも耐えます。
フロア下げての給弾や別体のマガジンリップの構造は、
大手メーカーのマルイさんのガスマガジンでお馴染みの構造でありまして、テッポー遊びの実用に向いた構造ですね。
バレル周りも新型構造ですね!アウター、インナー、チャンバー周りは丸ごと変わっています。
今回、お買い上げ頂く方の動作確認も兼ねて、店内レンジで私も撃たせて頂きましたが
店内レンジの6mでは、ほほマルイさんと同等の集弾性で良く当たります。
アレ?タナカってこんなに当たったっけ?(失礼 と思う程
昔のタナカさんを知っている者からすると、格段に変わっていますね!
ちゃんと、サバイバルゲームで相手に当たる性能はありそうです。かなり使えそうです。
HOP調整ダイヤルは、指先の部分にダイヤルのギザギザが付いていて可動します。
昔のイモネジと六角レンチで適当にグリグリするタイプではありません。
あれは回しすぎると、HOPパッキンを貫通して破損する事も多かったのですが、今回はその心配が無くなっています。
遠距離HOP性能は今の所未テストなのですが、撃ったフィーリングでは良さそう。
撃ち味としては、正直期待した程の反動の強さは感じられませんでしたが、
速射の効く素直な感じなので、サバゲ場での不満は出ないかな?
お座敷シューターさんだと、もう少し反動が欲しくなるかも?
大体の感触で言いますと、反動の強さは、マルイさんの旧M92F位な感じかな?
前述の通り、かなりクリアランスがタイトなので、ある程度撃ちこんで馴染みが出てくると
強くなるタイプなのかしら?
さて、いかがだったでしょうか?今回のタナカ製。P220IC「陸上自衛隊」モデル。
個人的には、ブログでこうやって特集で書くくらい気に入った出来ですね。
ここまで、見た目と構造にこだわった感じなので、所有満足度が高い銃かと思います。
コレクターさんやモデルガンマニアにもオススメですよ。
決して旧型の出来が悪かったわけでは無いのに、ここにきて新型を作成するという意味。
「より、リアルな構造と実射性能と耐久性を上げよう」という意気込みといいますか
「良いモノを作ろう!」という気合を感じさせる出来栄えかと思っています。
来月の6月末には、マルイさんより、89式のガスブローバック銃も出る事ですし
これから、自衛隊モノがサバゲ場でも一層盛り上がってくれそうですね!
是非、自衛隊装備の方には、是非一度検討して頂きたいモデルとなっております。
今の所、何丁かは本体&スペアマガジン共に店頭在庫もございますので、よろしくお願い致しますね!
それでは、本日はココまで。
明日のブログもよろしくお願い致します!
「番頭」でした!
END
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