こんばんは!「番頭」です。
今朝のケイ・ホビーのツイッターでもご案内いたしておりましたが、
本日開催予定だった「定例サバゲ会」は朝からの雨足の強さもありまして、
残念ながら本日は中止となってしまいました。
←例の水たまりが通常の3倍!
私も開催前の時間にフィールドさんに行きまして、天候状況を見て来たのですが…。
…朝の雨足の中のフィールドの状況はご覧のとおりでした。
確かにゲーム開催は無理そうでしたね。
一応、もしかしたら事情を知らないご参加者の方が居るかも?と
フィールドのスタッフさんと談笑をしながら、入口で待機していたのですが
皆さん、ツイッターを見て頂いていて、中止という事を知って頂いていた様で、
フィールドに来て空振りになった方は殆ど居らず、大きな混乱が無かったのが幸いでした。
来月も定例サバゲ会はございますので、来月のゲーム会の天気に期待しましょう!
さて、今日のお題はコチラ。
東京マルイのガスブローバック銃 グロック34
実銃は、グロックシリーズで、射撃競技のサイズ規定のルールに合わせて作成販売されている「射撃競技」用のピストルですね。
エアガンを使ったシューティングマッチや、カスタムガンの作成ベースとして小店でも人気のガスブローバックです。
さて、今日のカスタム記事の、目指す所はコチラ。
マルイ「グロック34」ベース ケイホビーオリジナル
グロック34 コスタ先生風SAIカスタム 小店販売価格¥51.500-
いきなりの完成品画像ですが、コチラを本日ブログの企画として作成いたしました。
実銃の有名インストラクターの「コスタ先生」が使用しているカスタム品の「グロック34SAI」をイメージし、
純正の樹脂スライドをMOMOPAPA氏に加工して頂き、内部・外装をカスタムした一丁になっています。
というワケで、一部のガンマニアにも人気の「SAIカスタム」。
小店ではコンプリート品の予算の都合上、あくまで「SAI風味」って所ですが。
もうちょっとお金をかければ、完璧に細かい所まで行けるのですが、流石に10万円近くしてしまうと、チョットね…
ちなみに、実銃のカスタムでは、SAIカスタムの社外スライドやバレル周りを使っており、
それに合わせてフレーム周りも加工して仕上げている様です。
んで、当然この東京マルイのガスガン用にも「社外品でSAIタイプのスライド」も販売されているのですが…。
実は問題が1つ。「市販品の社外スライドは金属製である事」が問題なのです。
実は、日本の法律では「拳銃型エアガン&モデルガンの金属化は、法令では微妙な判断になっている問題」でして、
特に「火薬で火花が出るタイプのモデルガン」は厳格な法律の決まりがあります。
BB弾の出る拳銃タイプで、メタル製スライドやフレームを組み込んだ拳銃は、
大抵のサバイバルゲーム場や、シューティング大会には参加できません。
まぁ、この辺の法律関係の詳しい話は別の機会にするとして、
ざっくり言いますと、海外製パーツを中心とした「その辺のパーツ」を組み込んでしまうと、
銃刀法違反になる可能性が高いのです。
ですので、
小店では法令順守の観点から「純正の樹脂スライド」を削り加工をして「樹脂スライドでのカスタム品」を作っている
訳なのです!
これでしたら、サバゲ会でも射撃大会でも堂々と遊ぶ事が出来ます。
以前から作成販売していたのですが、長期在庫切れとなっておりまして、今回久しぶりに再生産してみました!
実はお客様より、1丁のオーダーを頂きまして、作成の運びとなったのですが
せっかく、MOMOPAPA氏の勤める工場に加工依頼をするならば、店頭&Webショップ販売用にも!と、
追加依頼で、もう1丁の加工依頼をしてみた訳です。
コチラから、今回のG34カスタム品をWebショップで注文出来ます。
さて、それでは実際に組み立てている所を画像で撮ってみましたので、作成順番にご紹介していきたいと思います。
まずは、加工から帰って来たスライドを見てみましょう。
加工工場の高精度マシンにより、純正のスライドを削り加工で仕上がったスライド。
左が今回の加工品。右側が純正。
サイド面の肉抜き加工や、切削加工。特徴的なフロントまわりの滑り止めのミゾ(セイレーション)の追加。
上が純正。下が加工品の比較。
スライド上面も、中央付近から後ろにかけて、特徴的な角の面取りが行われていますね。
ホルスターから抜く時に引っ掛かりにくくする工夫ですね。
↓の画像は、過去に作製した同一の加工品ですが…。反対側を撮り忘れたので。
スライド周りのアップ画像です。加工してありますが例の刻印も入っています。
さて、スライドだけでの加工品では、チョット片手落ち。
下半分のフレーム部分もより使い易く、組み替えをしております。
今回フレームカスタムのメインパーツはコチラ。
フリーダムアート製 マルイグロックシリーズ対応、アサルトフレーム2014.2ver 販売価格¥11,664
純正のフレームを加工して滑り止め加工とか、角度の変更とかをしても良いのですが、
最初から、その辺のトコロ加工が出来上がっている社外品のカスタムフレームです。
作業の工賃と作成時間、そして出来栄えを考えたら、コッチにフレームの中身を移植してしまった方が確実です。
ちなみに、どの辺が加工されているかと言いますと…。
まずは、この手の樹脂フレームではお約束の「ステッピング加工」
握るトコロの表面が工夫されています。コレは、表面に滑り止め加工を施して落下しにくくする加工です。
元々は純正のグリップを「熱の入ったコテ」を使ってチマチマっと溶かして作成していくのですが、
コチラのフレームは既にパーツ型の時点で、ステッピング加工がされたフレームですね。
これ、自分自身でやるとプラの溶ける匂いでやられたり、手間の時間がかかる大変な作業なのですよ。
延長された、ビーバーテイル。親指の根元の部分が安定しますので、より安定した射撃が可能。
そして、純正よりも素早くホルスターから抜く事ができる、2つの機能がここにあります。
シューティング競技系の拳銃カスタムでは、結構お約束な加工部分。
トリガーガードの手に当たる部分の位置加工やガード根元&下部の削り込み。
そして、マグキャッチボタン周囲の切削加工でギリギリまでハイグリップ化
これをやると、両手持ちでシッカリとホールドできまして、さらに安定したハンドリングが可能になります。
グロックのみならず、ハイキャパ系でも、射撃競技カスタムでは、よく見られるカスタム手法です。
この辺を自分で削ろうとすると、結構失敗してフレームがダメになってしまったりするのです。
ボディ一体型のマガジンスカート。(マグウェル)
急いでいるマガジン交換時に、マグとフレームの位置が「ずれたり」、手元を見ていなくて「スカッ」とならない工夫ですね!
マガジン交換の「確実性」と「スピード」を向上させます。
握っている時の「手のくぼみ」に合わせて曲面で構成されたグリップは、手に吸い付くようにホールド出来ます。
これは、出来たら店頭で握って体感して欲しいですね!全然違いますよ。「握れば一発で判る、出来の良さ!」
と、言うワケで色々と工夫がされている、この「アサルトフレーム」
ご自身や小店で、純正フレームを加工する事を考えてたら、コッチを買っちゃったほうが断然早いし、
工賃を考えたら安いです。
組み替えも精度が良いので、フレームから分解した部品を無加工で移植するだけ。
ある程度、ピストル系を弄っている人なら、載せ替えは大丈夫じゃないかな?
注意点としては、アサルトフレーム側のビスが1ヵ所だけ純正では無いビスを使いますので、そこだけ注意かな?
お次は、社外パッキンに交換してみましょう!
ファイアフライ製 共用パッキン なまこ(甘口) 販売価格¥2,041(税込)
ケイ・ホビーのカスタム品では使われる事の多いパーツです。
このパーツは、内側のHOP回転の突起に秘密がありまして…。
パッキン内部の突起に工夫がしてあります。
この形状で飛ばすBB弾のHOP回転の縦回転を真っ直ぐかけよう!という事なのですね。
縦回転が安定するので、遠距離での左右のブレが少なくなり、かなり集弾性の向上し、
「最後のひと伸び」が期待できます。
丁度、野球で言うトコロの「フォークボールの握り方の様な回転」と言えば判り易いかな?
あとは、狙いやすくするために、コチラのパーツも組み込みです。
フリーダムアート製 マルイ グロック用フラッシュサイト 販売価格¥2,138(税込)
集光アクリルの光の屈折により、照準が見やすくなるパーツ。
射撃競技のカスタム銃等では、結構お約束のパーツですね。
東京マルイさんの「ハイキャパ・ゴールドマッチ」等でも、最初から付いていますね。
この様に組み付けますと、前側の照準が光を取り込んで、見やすく&狙いやすくなるパーツです。
ちょっと画像が暗かったので、以前の明るいトコロで撮影した画像も載せときます。
というワケで、完成です!
随分と印象の変わった「カスタムされたグロック」いかがだったでしょうか?
実際に手に取っていただければ、コイツの良さは一発で分かるはずです。
店頭のガラスケース内で、展示しておきますので、是非ご来店の際には見て頂きたいですね!
コチラから、今回のG34カスタム品をWebショップで注文出来ます。
今回は2丁作成。1丁は既にご注文を頂いたお客様のお手元にお送りいたしました。
作製御依頼頂きましたS様、お買い上げありがとうございました!是非可愛がってくださいね。
ここからさらにカスタムを進めるかは、購入されたユーザーさん次第。
↑画像は実銃のSAIカスタムの画像です。
実銃のSAIカスタムですと、銃身回りが金色のモノが多い様なので、今回のカスタム品をベースに
ゴールドにアウターバレルをペイントしてみても面白いかもしれませんね!
合法で安心して使えるカスタムグロックです。
どうか、よろしくお願い致します。
それでは、本日はココまで。
あしたも当ブログをよろしくお願い致します!
あ、タイトル記事で「グロック34」と書くはずが「グロック22」とミスって公開してしまった…。
すぐに直します…。orz
「番頭」より。
END
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