こんばんは!「番頭」です。ここの所、雨が多いですね。
自宅近所には、夜中になると自転車で走るのに良い条件が整った「秘密のサーキット」があるので、
余裕が有れば、深夜に自宅に帰ってから軽く30分とか1時間位、サーキットを走るんですが、
ここの所全然乗れていませんね~。
というワケで、スポーツ自転車には全然乗れていないのにサイクルジャージを買いました。
ウチは飼い猫に黒猫「かんべえ」がいるので「かんべえジャージ」と呼ぶ事にします。
この夏はコレを着て、サイクリングに出かけたいですね!
さて、本日の入荷というか作ったモノはコチラ。
SHS製12:1 ハイサイクルギア 店内加工品「マルイHCポン組み強化ギアセット。」¥3,500
小店での加工品カスタムパーツとして「地味に」そして「確実に」売れ続けているアイテムの1つです。
本当ならば「13:1」のギア比の物を加工するのですが、今回長期在庫切れとなっておりまして困っておりました。
そこで、アチコチ問屋さんを探し回ったところ、代わりの品として「12:1」のギアセットを見つけたので、
今回は、こっちをベースにギアをカットしてみました。
従来の13:1と12:1のギアでは、微妙にギア比が違いますが、
ほとんど体感連射は変わらないですね。
ちなみに、ハイサイクルでは無い、「マルイの純正スタンダード」ではギア比は大体「18:1」位です。
数字が少なくなるほど、連射回転の速くなるギアになります。
さて、このギアセット、何を加工しているかと言いますと、
ギアの歯を3枚、工具でカットしています。
…すると何が出来るのか?
カットすると、マルイのハイサイクル電動ガンにそのまま使える丈夫な強化ギアセット!に化けるのです。
というワケで、当店にて、SHSの強化ギヤセットのセクターギヤの歯を落とし、
マルイ ハイサイクル電動ガンでそのまま使用できるように加工いたしました。
ギアは丈夫な金属材質で出来ていますので、個人でギアの歯を削り飛ばすのは大変かと思いますので
私「番頭」がサンダーを使ってシコシコ削っておきました。
ちなみに、ギア比・ピストンストロークが、ほぼマルイ純正ハイサイクルと同等ですので材質だけ丈夫になるセットです。
対応メカボックス Ver2・3・6 に対応。
電動ガンのハイサイクル化カスタムの材料にもどうぞ。
小店のM249ミニミのパワーハイサイクルカスタム「インストラクション・ワン」でも使っていますよ。
キレイに動作する組立セッティングのコツとしましては、
シム設定はマルイ純正の設定のままで、そのまま移植、
モーター側のべベルギアだけは、このセットを使わず東京マルイ純正ベベルギアを使用する事をオススします。
←使うのはこの2枚。
正直、色々な電動ガンを見ていますが、どんな社外のカスタムギアよりも、「ベベルギア」に関しては
マルイ純正より安くて丈夫でギア鳴りの少ない、出来の良いギアはありませんね。
ですので、3枚のギアセットですがベベルギアはマルイを使うので、このセットで実際使うのは2枚です。
実はなんでこのギアを切っていたかと言うと…。
明日は、人気のこの銃が再入荷予定となっておりまして…。
東京マルイ M4パトリオットHC 当店販売価格¥30,067(税込)
軽くて、短く、いっぱい撃てる!のサバゲ向き電動ガン。
そのままゲームでガンガン使える人気銃です。
ここの所、ずっと売り切れていたのですよね。ようやく明日の12日入荷です。
んで、このM4パトリオットが発売になると、小店では定番のカスタムコンプリートが…。
M4パトリオットHC LR300ストックカスタム 完成コンプリート¥40,275(税込)
現在、特徴的な折り畳みストックが1丁分のみ工房に在庫がありますので、明日入荷したら1丁作成予定。んで、最初の強化ギアの話に戻りますが…。このLR300のコンプリート完成銃、ギアは純正のままでパワースプリングやピストンヘッド等を変えありまして
「パワーチューンの完成品」カスタムとして販売しているのです。このカスタム、ギアは純正ですが、本来はソコソコ耐久性があるのです。
バネを強化してギアにある程度負担は掛かっていますが、
通常のマルイのニッケル水素バッテリーや小店のLipoバッテリー程度であれば、純正ギアだってかなり長持ちするのです。ですが、おかげ様で結構な数をお買い上げ頂いた「LR300カスタム」ですが、
実はお買い上げ頂いた中でも、何丁かはギアトラブルでの修理がございました。
実際にトラブルが出た方に、使っているバッテリーのお話を聞くと、
○○○のLipoバッテリー(40C!)を使っているとか、言われます…。
2400mahの40Cぃ~!? いやいや、無理だって!
小店のLipoバッテリーを含め、電動ガン用のLipoバッテリーには大抵「○○C」という表記で、
バッテリーの出力特性が書いてあります。
20C→25C→30C→40C→50C とまぁ、単純に言うと、この数字が大きい程、
バッテリーの「瞬発力」が強いと考えてください。
んで、30C等の瞬発力の強いバッテリーを使って回すと、
ハイサイクルカスタム系統は「元々重いギア比」と「強めのバネ」で
ギアにスタンダードに比べると結構荷重がかかっているので
無理やり強いバッテリーでぶん回す事で、ギアが保てず千切れてしまい、
「ギアトラブル」で壊れて修理となるケースが散見されております。
※それはクルマのエンジンで踏み込み過ぎてレッドゾーンまでブチ込んでいる状態とほぼ同じ。考えれば当たり前の事なのですが、元々、マルイさんはマルイ純正のニッケル水素バッテリーを使用する
内部セッティングですからねぇ。石油ストーブに灯油でなくて、ガソリンを入れる様な物です…。…ですので、ハイサイクルシリーズをお使いのユーザーの皆さまにお願いです。
ハイサイクルシリーズは、未改造の純正品or小店のカスタム品を問わず、
もしLipoバッテリーを使うのであれば、7.4Vの20C程度位の「出力特性の穏やかな物」を使った方が安心です!
抑えめのLipoバッテリーを使っても、それでも十分に連射は速く、秒間20-25発は出るはずです。
↑東京マルイ製電動ガンに対応した、ケイ・ホビーのLipoバッテリー。ちなみに、小店ケイ・ホビーでもオリジナル製品としてLipoバッテリーを販売しております。
小店のLipoバッテリーはそういったギアトラブルを嫌って「純正より少し強い程度の穏やかなバッテリー特性」で
どうか、よろしくお願い致しますね!
ちなみに「強化ギアを組み合わせたからもう平気」と、
今度はギアが丈夫になるので、ギアトラブルは出ないものの、メカボックス等の全体に負担が行きますので、
メカボックスケースや軸受け、モーター、ピストンヘッド等、全体的にヤレてきます。
50万キロ走った乗用車というか、疲れた老人の身体みたいに、
短期間で、あっという間に全体がくたびれたボロボロの銃になってしまいますね。
ですので、やはりハイサイクルシリーズには、あんまりにも出力の強いLipoバッテリーは相性が悪いですね。まぁ、色々と書いてみましたが、このギアを使えば、
「ギアが壊れてしまうリスクを抱えているのは怖い」と考えている方や、何もない所からハイサイクル銃を作ろう!
という方には、今回ご紹介した「カスタムギアが使えるよ!」って事です。
ピストンヘッドは、スタンダード用の社外ピストンヘッドを使います。
※ライラクスさんのハイサイクル専用ピストンヘッドは、マルイ純正ピストンのみ対応なので使えません。
実は、このピストン。ライラクスさんの、電動ガン強化ピストンの丸パクリといえる形状でして
安価で使えればいいやっていうなら、必要にして十分なピストンです。
生産ロットによっては、ピストンガイドの横溝の大きさがキツくて、ガイド側を削る必要があったりするのですが
ここ最近のロットは削らなくて大丈夫みたいですね。
コチラも、小店カスタム「インストラクション・ワン」でも同じ物をつかっていますよ。
ご参考までに。以上、本日のお知らせでした。
どうか、よろしくお願い致しますね。それでは、いつもの〆のご挨拶!
皆さんご一緒に!
レッツ!ガンライフ!(σ゚∀゚)σ
本日の記事は、現在GPZ900のカスタム用に解体パーツを買い漁っている「番頭」でした!