鉄砲講座的な何か~M4編~


ドーモ、ダッチです。

今日は土曜日に言った通り、講座的なブログを書こうと思います。

内容としましては、基本的にはマルイさんから販売されている鉄砲を中心にその鉄砲の特徴と、実銃の小話を話せればなと思います。

主なターゲットは「初心者さん」や「その鉄砲を持っていない方々」なので熟練さんには退屈なお話になってしまうかと思いますがご了承ください。

 

さて、今回お話する鉄砲はとりあえず有名どころとして、「M4」から始めようかなと思います。

コルト M4カービン

言わずと知れた名銃ですね。

M16をカービン化させたモデル「XM177」の後継として開発された本銃は、M16のショートカービンモデルの完成形。
鉄砲全体から見ても1つの頂点とも言えるモデルです。

これは、別に私がM4教の信者で
M4が最強なんだ(*^◯^*)
的な私情を挟んで言っているわけではなく、あらゆる鉄砲と比べてもかなり完成されている鉄砲で間違いない。
それくらいこの鉄砲は優秀な鉄砲です。

 

上:M16A2  下:M4

まず、本銃の特徴としましてはM16A2直系の派生型カービンモデル(短い銃)なので、
殆ど使い勝手はM16と同じですが、かなりコンパクトにまとめられていて、
あらゆる人が使用しても扱いやすい形になっています。

具体的な数字を言うとM16が全長999mmに対して、M4は760mm、ストックを最大に伸ばしても840mmまでに収まっています。

 

ストックが伸縮できるという点もこの鉄砲が使いやすい理由の一つですね~
例え身体が大きかろうと小さかろうと、ストックの長さを調整すれば自分の体格に合った
大きさにすることが出来ますからね~

 

しかし、M4と同じ全長のM16系ショートカービンモデルで「M727」という物が存在しています。

正直、パッと見は同じ物なのに何故現代はM4ばかりになってしまったんでしょう。

実は「M727」と「M4」には決定的な違いがあります。

 

 

それがここ。
M4はキャリングハンドルが着脱式になっていて、
レシーバーには「ピカティニーレイルマウント」が設けられています。

そして、ここがM727とM4の決定的な差を生み出していると言っても良いと思います。

これのおかげでM4は、ピカティニーレイルに対応した光学機器をアタッチメントなしで取り付けることが可能となっています。

 

それこそ、倍率の無い「ダットサイト(orホロサイト)」から、

 

倍率のある「スコープ」まで状況に応じて光学機器を簡単に変更することが出来ます。

M727と違い、キャリングハンドルその物を外して光学機器を取り付けられるので、
光学機器を付けても使用感がキャリングハンドルの照準器を使用している時と殆ど変らないのです。

 

https://i0.wp.com/www.imfdb.org/images/thumb/1/14/BHDCommandoSuppressed-4.jpg/600px-BHDCommandoSuppressed-4.jpg?w=740

↑キャリングハンドルの上に光学機器を乗せると目線が高くなって頬付が浅くなる(人によっては出来なくなる)のでガッツリ狙うのが難しくなるのと、あとは単純に重くてかさばるのです。

 

それと、照準関係のお話で、これは私個人が使用した感想に近い物ですが、
M4は変な構え方をしても照準が見れるんですよね~

コチラが一般的な構え方。
感覚的には猫背に近い感じで、鼻をチャージングハンドルにくっ付けるような勢いで顔を前に出す感じです。
ストックが肩に全面的に当たって銃をしっかり固定が出来ます。
もちろん照準がしっかり見えています。

 

それに対してこちら。

初心者さんに多い構え方ですね。

簡単に言うと棒立ちで鉄砲を構える形です。
ストックが肩に浅く当たっており、頬付も浅めです。
これは、鉄砲によっては照準器が見えなくなったりするんですよね~。

ですが、M4は普通に見ることが出来ます。

https://i2.wp.com/www.saba-navi.com/wp-content/uploads/2013/12/123.jpg?w=740

実はこの構え方は本当の兵隊さんが行っている事もあります。
どちらかと言うと探索を行う時、つまりスコープだけに用がある時に見られる構え方ですが、
割とこの構え方で射撃を行っている姿も見たりします。

 

 

更に言ってしまうと、

 

俗にいう「まゆたん撃ち」。

https://i0.wp.com/sns.atgames.jp/cache/img/jpg/w415_h415/a_1567078_27a89cd815583e538577cb863a0fc7094a7bb8f3_jpg.jpg?w=740

良くネタにされる構え方ですが、
M4はこの構え方でも照準器を覗くことが出来ます。

 

極端に言うとM4はストックに頬付さえできれば、例えストックが肩についていなくても勝手に目線が照準器に吸い込まれるんですよね~。

もちろん、これは他の鉄砲でもできる事ですが、(私の感覚的な話になってしまいますが)何故かM4は特に目線が照準器に吸い込まれやすいです。

その為、初心者さんでも「狙って撃つ」という事がしやすい鉄砲なんです。

 

さて、そんなM4は汎用性が極めてに高い事でも有名です。

それはこのRISの恩恵がかなり大きいと思います。

元々、レシーバーにあったマウントレイルをハンドガード4面に配した物です。

これのおかげでスコープだけでなく補助アクセサリ(フォアグリップやウエポンライトなど)が簡単に取り付けれるようになり、まさに「自分に合った銃」を作り出すことが出来ます。

 

↑こんな感じに

実は、「ハンドガード全域にアクセサリが付けられる鉄砲」はRISが装着されているM4以外ほとんどないんですよね~

それこそハンドガード4面がレイルになっている鉄砲は最近の鉄砲では見られるようになりましたが、ハンドガード全域がレイルになっている銃って本当に少ないんです。

そして、そのおかげでアクセサリの配置でかなり自由が利くんです。

 

そんなM4のハンドガードは年々進化をしていき、
レイルを好きなヵ所に装着が出来るようになり更なる汎用性の向上と軽量化が図られた物や、
ハンドガード自体の装着の仕方が工夫されてバレルに干渉することがなくなり銃自体の命中精度向上に繋がらせたりと、「銃身加熱による火傷を防ぐための持ち手」としての機能以上の働きをする物がドンドン生み出されているのが現代ですね~

https://i1.wp.com/k-hobby.com/blog/wp-content/uploads/mk18mod1ver2_R-1.jpg

 

 

更に、アクセサリだけではなく銃の各パーツもあらゆる形状、機能を兼ね備えたカスタムパーツがかなり多く出回っています。

↑こんなのは氷山の一角にすらなりません。
ハンドガードバレルグリップストックアッパーレシーバーロアーレシーバートリガーと、目に付くところは基本的に換えることが出来ます。

 

これは実銃だけの話ではなく、エアソフトガンでも凄まじい数のカスタムパーツがあるので換えることが出来ます。
ここが何よりも本銃の凄い所です。

 

「M4はみんな使っているから個性が無い」というご意見をたまにお聞きいたしますが、
この銃程、個性が出せる銃は無いと私は思っています。

 

もう一度言っておきますが、別に私は
M4が最強なんだ(*^◯^*)
と思っているわけではないのでご了承ください。

 

なんだか、M4べた褒めブログになってしまったので、悪い点も言います。

M4、というかM16系全般的に言えますが首回り(バレルの根本)が弱いです。
強い衝撃で首から曲がっちゃったりすることもあります。
それと使用して年月が経つと首回りのネジが緩んでカタカタと揺れてきたり、ハンドガードが少し動いたりします。

このカタカタはネジを締め直したり、フリーフロート(さっき言ったバレルに干渉しない)ハンドガードを使用すると直りますが、フリーフロートにした場合はバレルの衝撃がダイレクトに首へ伝わるのでやはり首の弱いままです。

 

なので、M4を使用する際は首にダメージが行かない様にしてあげて下さい。(ブンブン振り回さない様にしたり、バレルに本体の重量が掛からない置き方をする(バレルで支えるように立て掛けない)など)

 

ざっとM4の特徴はこのくらいでしょうか。
あと細かい点とかもありますが、これ以上コアな話は「初心者さん」を対象にしたお話から離れてしまう恐れがありますからね。

あとは、M4の進化系のような鉄砲も存在しますが、
これはもはやM4ではないのでそのうち別で紹介します。

 

かなり、自分の意見が入ったブログになってしまいましたが大丈夫でしたでしょうか。
今回のブログが初心者さん等に役立てばいいなと思います。

次回は未定ですが、ネタに困ったり荷物がお店に来ない月曜日とかにまたやろうかなと思います。

それでは本日は失礼しますね。

 

本日のブログは自分の語彙力の無さに涙したダッチでした。

 

~END~

   [widgets_on_pages id=2]

コメントを残す