ガンスミスはっちゃん、KSG改造計画始動!


皆さまこんにちは、こんばんは。

最近洋画のブルーレイを買いまくっている、「三代目」です!

 

個人的に秋と言えば「芸術の秋」

なかなか美術館や展覧会に行く機会に恵まれないので、映画を鑑賞しようと思い立ちました。

とは言え私はガンコーナーの人間、どの映画にも銃が出てきてしまうのはご愛嬌です。

南アフリカ軍の個人装備を入手したので、ヨハネスブルクが舞台のこの映画を観ました。

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ご存知の方も多いかと思いますが、SFドキュメンタリー風アクション映画の「第9地区」です。

突然やってきたエビ型エイリアンと人間との戦いと共存を描いた、どこかシニカルな雰囲気が良い映画です。

MNUという架空のエイリアンを管理する組織があり、そこの部隊を統括しているクーバス大佐がすごくカッコいい。個人的に大好きなキャラクターです。

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↑鍛え抜かれたエリートバイオレンスハゲ、クーバス大佐。

彼が劇中で着ている、ヌートリア色のベストは南アフリカ軍の官給品「P83ベスト」です。

大小様々なポーチが縫い付けてあり、使い勝手が非常によろしい。

上の写真に写っているライフルは、イスラエルのアサルトライフル「ガリル」のライセンス生産品です。

11.5インチほどの長さに切り詰められ、コンパクトカービンサイズになっています。

で、肝心の映画の内容に関しては、「独特の世界観と設定が面白い」といった感じです。

いかにエイリアンを身近に、日常的に描写するかといった所にこだわりがありますね。

普段SFアクションものをご覧になっている方も、新鮮な雰囲気で鑑賞できると思いますよ?(^v^)

 

 

という事で、前置きはこれくらいにして本題へ。

今日の主役はこのスタッフとこのガスショットガンです。

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↑大口径リボルバーとショットガンを愛するスタッフ「はっちゃん」

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↑圧倒的コンパクトさが人気のガスショットガン「KSG」

まさかのコラボレーションが実現し、遂にKSGのカスタムに動き出したガンコーナー。

まず当初より課題として挙げられていた、「BB弾が拡散する」という仕様。

もちろんショットガンらしさを考えれば、文字通りの散弾銃ですから当たり前と言えば当たり前。

 

しかーし!

 

サバイバルゲームにおいて、「BB弾が思い通りの所に飛ぶ」ことは非常に大切なポイントです。

もちろん撃ち合いをする訳ですから、相手に命中させる精度が無いと話になりません。

さらに、思いもよらない所にBB弾が飛んで行ってしまうのは、「フレンドリーファイア(味方撃ち)」の危険があります。

ほとんどのサバイバルゲーム会では、味方撃ちももちろんヒットになってしまいます。

AA-12のカスタムを始めたきっかけも、このフレンドリーファイア防止が含まれていましたね。

 

今回の新製品「KSG」は、ショットガン本来の撃ち心地を再現するために、あえて弾が散るように設計されています。

 

そこで!

 

ケイ・ホビーガンコーナー担当はっちゃんは、まずKSGを分解し、精度の向上を図る加工を模索し始めました。

頭の良いはっちゃんは、あらかじめマルイさんへのインタビュー内容や外観から構造を類推し、想定される問題点と解決方法を考えていたようです………!!

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はっちゃん「AA-12で培ったノウハウを生かして、またしてもやってやるぞ?♪」

 

 

それでは、まずKSG分解作業を開始しましょう!

写真と共に、ざっくりと分解方法を紹介していきますよ。

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分解の準備しっかりと!(好評販売中のライフルガンマットを使用)

最初にグリップ後部のピンを2本抜きます。

手前側が引っかけになっているので、後方からはずします。

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グリップ部を外して出てくる、チークピースを固定しているネジを左右外します。

このネジはタッピングネジなので、元に戻す際は斜めに入らないように注意してください。

後は、チークピース全体を引き抜くだけです。

外すとこんな感じ、これでアクションバーの固定が外れるのでフォアエンドの分解に移れます。

トップレイルのネジを2本外しトップレイルを取り外します。

次に、フォアエンド銃口側にあるネジ6本を取ります。

フォアエンド後方のネジは片側2本を外せば、分割可能になります。

続いてフロント周りの分解ですね。

マグボルトを2本とバレルリングを取り外します。

マズルプレートと内側のバレルリングを外せばフロント周りの分解は完了です。

続いてアウターバレルの取り外しです。

フォアエンドを外して出てきた、つなぎ目のネジを左右外し後はフロント周りを引っ張るだけです。

これで分解完了! 

今回は集弾性の改善目的なのでココまでです。

実はここから更にチャンバーの分解まで可能なのですが、現状改善方法を思いつかないのでまたの機会にしたいと思います。

 

内部の調整に関しては、使用する部材は単純で「Oリングとプラ板」となっており、小店で手に入る部材でなんとかなりました。

今回のカスタムの肝は、ずばり「バレルを固定する事」です。

マルイ純正状態ですと、あえてBB弾を拡散させる為に、インナーバレルがガッチリとは固定されていません。

そこで、はっちゃんはこのタミヤのプラ棒(プラモショップより)とハイダー位置出しOリング(店頭販売中)を使用し、インナーバレルを動きにくく固定しました。

それらのパーツをどのように使用したかは秘密ですが………分解に挑戦された経験がある方は何となく分かってしまうかもしれませんね♪

 

 

早速射撃テストを行いましたよ!

小店の試し撃ちレンジ(約5m)にて、集弾性の簡易テストを行いました。

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ターゲットは「ATPFターゲット」くんです!

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レンジ奥にターゲットを固定し、さぁ行きましょう!

BB弾はマルイベアリング研磨0.2gを使用し、シェル一個分(30発)を撃ちきり検証しました。

気になる結果は…………

 

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コチラは「マルイ純正」のグルーピング(弾のまとまり)です。

縦横14cm程にまとまっており、ショットガンとしてはまずまずの結果ですね。

 

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コチラは「はっちゃんカスタム(仮)」のグルーピングです。

どうでしょうか?

目に見える変化が起きているのが分かるはずです。

縦横10cm程と、集弾性が改善されました!すごいよはっちゃん!

 

いやぁ本当に、はっちゃんの努力技術力に、感謝の念を抱かずにはいられません!

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ガンコーナー一同「ありがとう、はっちゃん!!」

 

という事で、なんとか良い結果が得られたわけですが、これはまだ始まりに過ぎません。

ロングレンジのシューティングレンジや、0.25g弾を使用した際の弾道など、検証すべき事柄はまだたくさんあります。

なんとか正式なカスタムメニュー・コンプリートとして製品化出来るように、はっちゃんの今後にご期待ください!

 

本日はここまで♪

明日も元気に、レッツガンライフ!

「三代目」でした。

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