皆さまこんにちは、こんばんは。
南アフリカ軍のハーネスセットを買ってしまった男、「三代目」です。
昔から古臭い物を集めるのが好きな私は、某中古ショップにてあるものを購入いたしました。
南アフリカ軍「P70/73装備」です。
これを皮切りに、「ローデシア軍装備」をやってみようかなと思い立ちました。
上記の写真は海外のオークションサイトからの引用なので、私のものと同一の個体ではありません。
P70/73とはなんとも釈然としない名前ですが、これでいいのです。
製造年月日によって細かい仕様が変わる為、このようなヘンテコな名前になったそうですよ。
では少し、歴史の勉強をしましょうか。
ローデシアとは、かつてのザンビアやジンバブエを合わせた地域の名称です。
19世紀のイギリス植民地時代から、白人の差別政策に強い不満を持っていた現地住民との間で、衝突が絶えなかった南アフリカの近隣諸国。
冷戦という時代がその白人と黒人との衝突に油をそそぎ、ソビエトや中国の支援を受けた黒人ゲリラと、鉱山等の資源を独占し力を付けた白人政権との間で軍事衝突が発生。1960年代からローデシアは内戦に突入しました。
ローデシアの背後には南アフリカという強大なバックアップもあり、内戦は長期にわたりました。
アメリカの調停やイギリスの介入もあり、1980年に南ローデシアはジンバブエ共和国として正式に独立。
20年近くに及んだ戦闘は、ようやく終息へと向かいました。
このような複雑な歴史背景があり、常に戦闘が絶えなかったローデシア軍は、当時最も戦闘経験の豊かな軍隊であったと言われています。
ローデシアの白人人口は22万人程度だったので、慢性的な兵力不足に陥っていました。
その兵員不足を解消するために、ローデシア軍は世界中からジャングル戦やゲリラ戦の経験がある傭兵を広く募集しました。
ベトナム戦争に従軍したアメリカやヨーロッパの兵士、フランスの外人部隊やコンゴ動乱に動員された元傭兵など、様々な経験を持つ兵士がローデシア軍に参加しました。
ローデシア軍の一部ごく限られた特殊部隊では、米軍放出品の装備品が使用された例もあります。
その米軍装備と一緒に、これもまた少数ですがM16も使用されたそうです。
常に軍事物資が不足していたローデシア軍は、ゲリラが使用していた東側の装備品を携行することもしばしば。
AKMはもちろん、SKUやRPD、RPK、PKM等鹵獲した兵器はなんでも使用したようです。
もとはイギリスの植民地だったローデシアは、基本的にイギリス製の装備品(またはコピー)が多く流通していました。
一般的な兵士が最も多く携行した小銃は、FN FAL(またはL1A1)でした。
↑独立前はイギリスからL1A1を輸入していましたが、その後は南アフリカ製のFALを使用していたそうです。
ローデシア軍の兵士は身軽さを重視していたので、「短パン+Tシャツ」というおおかた正規軍とは思えない格好の兵士も多く見受けられます。
現地の業者に作らせたチェストリグやアサルトベストも色々な種類があり、それぞれの兵士が使いやすいものを選択して戦闘で使用しました。
本来なら装備品に個性など無いはずの軍隊で、このような装備の個別性があるのはローデシア軍くらいなのではないでしょうか?
またしても半世紀前の装備に手を出してしまった三代目ですが、ぼちぼち気長に集めていこうかなと思います。
さて本日は、毎度おなじみの「スタッフ私物ガン紹介」!
今日はラジコンコーナーからの刺客、「ベッキー」さんが登場。
↑いつもニコニコ、お客様に寄り添うベッキーさん。
「なぜラジコンコーナーのスタッフさんが?」と思うお客様もいるかもしれませんが、じつはベッキーさんはケイホビーお客様時代、エアガンコーナーのお客さんだったのです!
そう、それはまだ新店舗が出来る前の前の話ですが、ケイホビーエアガンコーナーには今は亡き伝説のスタッフ「デビル保泉」がいたころのことです。
↑伝説のスタッフ「デビルマソ」。
ベッキーさんは、いつもニコニコしてトイガンを見せてくる「デビルマソ」に出会ってしまったのです…!
デビルは容赦なくベッキーさんを誘惑し、次々にエアガンを購入。
マルイ製から始まり、高級外装の中華電動ガンや、フリーダムアートさんのカスタムパーツetc………
すっかりエアソフターとして熟していた時に、ベッキーさんはラジコンコーナーにやってきたんですね?♪
今日は、そんなベッキーさんの私物ガンを紹介!
アウトドアからインドアまで色々な戦場を駆けた、ラジコンコーナーのベッキーさん。
そんな彼の愛銃の一部を本日は紹介します。
ベッキーさんの得意戦術「出待ち」に適した、暗殺に特化したハンドガン達です。
三代目「いやぁ、ソーコムピストルとハイキャパのアキュコンプですか!」
ベッキー「せやで。ソーコムはマルイ製のエアコキで、トレーサーが付いてるんやで。」
ダッチ「でも、インドア戦では0.25g弾は使用を制限されてしまうのでは?」
ベッキー「ところが、僕のソーコムは0.2gでフラット弾道なんだよなぁ……」
ダ&三「な、な、なんだってぇ!?」
マルイ製10才以上用エアーコッキングハンドガンベースカスタム
SOCOM MK-23(インドア仕様)
0.2gBB弾でフラット弾道になるよう、10以上用エアーコッキングをベースに、18才以上用のスプリングを組み込んだカスタムになります。
つまり、二丁のソーコムを買ってニコイチにしたカスタムガンなのです!
実際に20mのレンジで試射しましたが、HOPが強すぎることもなく、素直に20m先のターゲットに当たります。
銃口にはサイレンサーアタッチメントを搭載し、フルオートトレーサーを装備!
エアーコッキングならではの動作の確実性と、単発でのトリガーの素早い反応、持ち前の動作音の静かさを活かして、アンブッシュ(待ち伏せ)に非常に適したエアガンに仕上がっております。
またトレーサーを搭載しているので、暗所での弾道の把握も容易です。
フロントサイトはかなり絶妙な感じでトレーサーとは干渉しません。
ホワイトも入っているので、慣れれば素早いサイティングが可能!
あえて10以上用のシールを剥がさないのが、ベッキーさんのジャスティス!
「能ある鷹は爪を隠す」とよく言いますが、これは相手プレイヤーを欺く高度な心理戦術です。
ベッキー「僕はこの銃でヒットをたくさん取りました!みんなもマルイのエアコキを買おう♪」
お次はハイキャパベースのカスタムガン、フリーダムアートさんのカスタムパーツを組んであります。
マルイ製ハイキャパ5.1ベースカスタムガン
ハイキャパ5.1-ベッキーカスタム-
フリーダムアートさんの「アキュコンプチャレンジキット」を組み込み、タニオコバさんのハイキャパ用グリップを組み込んだ、精度の高い正確な弾道を実現するためのカスタムガンです。
コンペンセイターでインナーバレルを固定し、ブレを大幅に軽減。
また、集光フロントサイトは素早いサイティングに貢献し、HOPパッキンもファイアフライ製「甘口なまこ」を組み込んであります。
甘口ナマコは、0.2g弾を使用した時のHOPの掛かり具合を矯正し、左右への弾道のブレを軽減します。
ちなみに、インナーバレルは付属のタニオコバ製ツイストバレルをそのまま使用。
あえてバレルカットをせず、そのまま使っています。初速は70m/sほどで安定。
スライドは5.1の純正ではなく、ナイトウォーリアのものを使用!
なぜナイトウォーリアなのか?
チャレンジキットのコンペンセイターは、ガバメント系のスライドの形状と酷似しています。
さらに、チャレンジキットの色との相性を考えると、ナイトウォーリアが最もデザイン的に適していると言えます。
今となっては貴重なグリップとなってしまった、タニオコバ製「タクティカルグリップ」。
パックマイヤーのM1911用グリップのデザインを踏襲した、非常にすぐれたカスタムグリップです。
三代目もコイツにステッピングを施して愛用しております。
ナイトウォーリアには軽量アルミブリーチを組み込み、ブローバックのスピードを改善。
もともとパワフルなエンジンを搭載しているハイキャパですが、素早いブローバックにも余念がないベッキーさん。
確実にヒットを勝ちとりたい時は、妥協をしてはいけないのです!
できる事をとことんやったら、あとは己の技術を磨くのみ。
ベッキー「安定した動作が素晴らしいハイキャパ。アキュコンプを組んだらもっとすごいぞ!」
ということで、今日はスタッフ私物ガン紹介「ベッキー」編でした。
スタッフそれぞれに、それぞれ違った思いと方向性がありますね?
果たして、次回は誰のカスタムエアガンを紹介することになるのか…………?
乞うご期待ください!
明日も元気に、レッツガンライフ。
「三代目」でした。
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