みなさまこんにちは、こんばんは。
最近ダミーカートリッジ式モデルガンが気になる男、「三代目」です!
突然ですが、モデルガンは良い物です。
BB弾を射出して遊ぶ機能が無いので、興味を持っておられない方もいるかもしれません。
しかーし!
エアガンじゃないからこそ、出来る事があるのです。
それは、「リアリティの追及」に他なりません。
極限まで精巧に作られた外装、リアルな弾丸を込めるカートリッジ、実銃に限りなく近いアクション。
実銃の所持が厳しく制限された日本だからこそ発展した、「究極のトイガン」。
これがモデルガンなんですねぇ?
モデルガンには、大きく分けて2つの種類あります。
「発火式」と「ダミーカートリッジ式」です。
発火式はその名の通り、火薬を詰めて発火させ、迫力あるリコイルや爆音を楽しむタイプです。
大きな音がするので、発火させる場所を選びます。近所の方が驚いてしまいますよ?
それと、発火させるとススが出るので、カートリッジや本体を使用後は洗浄してあげないといけません。
カートリッジ式は、実弾を模したダミーカートリッジを装填・排莢して楽しみます。
激しいリコイルや発射音はありませんが、カートリッジに至るまですべてのパーツにこだわれます。
また、大きな音や発火後のメンテナンスが無いので、遊びやすいのも魅力です。
ただし、スライド等パーツ同士のすり合わせを出すなど、スムーズに動かすには加工が必要な場合もあります。(組み立てキットは特に)
以上ザックリと乱暴な説明ではありますが、少しでもモデルガンのイメージをつかんで頂けたら幸いです。
BB弾を飛ばして遊ぶエアガンとは全く趣の異なる、紳士的な遊びができるのがモデルガンですよ。
組み立て式のモデルは、プラモデルのような要素もあるので、もの作りが好きな方にオススメできるのも良いところです。
それでは本題へ、参りましょう。
本日ご紹介するのは、ハートフォードさんのダミーカートリッジ式モデルガンの完成品です!!
モデルガンを「1/1の精密模型」と称するハートフォードさんならではの、精密な作りが魅力。
ハートフォード ダミーカートリッジ式モデルガン
モーゼルHSc
小店店頭販売価格 \36.800-(税込)
1940年、戦時中に販売されたオートピストル、モーゼルHScがダミーカートリッジ式モデルガンとして甦りました!
なんと、HScのモデルガンがMGCから発売されたのは1968年、48年も前の事です。
当時の技術では再現不可能だった部分を見直し、非常に完成度の高い物になっております。
半世紀前のモデルガンでは不可能だったアクション(マニュアルセイフティ・ホールドオープン・フィードアシストカム)を
全て再現しています。
美しく研磨されたバレルは深いシルバーに輝き、複雑な形状をしたマガジンのホームプレートもプレス加工で再現しております。
HScに対するハートフォードさんの熱い思いが伝わってきますね。
スライドはヘビーウエイト樹脂で出来ておりますが、まさに鉄を思わす質感です。
研磨されブルーイングされたスライドは鈍い輝きを放ち、持てばズッシリとしていて存在感があります。
もちろんグリップはリアルウッドです。
美しい木目と細やかなチェッカリングが触っていてとても気持ち良く、驚くほど手に馴染みます。
マガジンは金属製で、黒染め加工がされています。
ダミーカートリッジは8発付属しており、一緒に研磨用のサンドシートも付属しています。
説明書にもある通り、使い込まれた質感を出したり、ヘアラインを入れたりと使い方は様々です。
セイフティの赤丸はシールによる再現になるので、取扱い説明書を参考にして貼ってください。
うーむ、外箱からも真剣さが伝わってきますねぇ。
HScの各パーツを、なんとドイツ語で紹介しています………
これじゃ何が何やら分かりませんが、雰囲気は抜群ですよね! それはドイツの銃ですから。
また、親切なハートフォードさんはHScの解説動画をアップロードされております。
商品を動かして動作の解説をする事は出来ないので、こちらの動画も参照してみてくださいね♪
↑ハートフォードさんの製品解説動画です。実機を動かしながら解説してくれますよ?
↑解説動画その2。ホールドオープン時の動きを、3Dで分かりやすく教えてくれます。
↑ハートフォードさんのHPより。
全てのパーツはキレイなブルーイング加工(黒染め)がされており、質感は抜群に良いです。
細かなパーツ1つ1つに至るまで、職人魂がこもったまさに工芸品です。
コチラの商品は店頭にて展示販売しておりますので、お手に取ってご覧いただけます。
スライドを引く等の動作は出来ませんが、持っていただくだけでもこのHScの完成度が十分に伝わると思います。
お手に取ってみたい方は、お気軽にガンコーナースタッフまでお声掛け下さい!
↑写真は実銃。
日本において「モーゼル」と聞くと、どうしてもC96やM712を思い浮かべる方が多いようです。
ですが、この「HSc」も戦時中に多数製造された隠れたベストセラーなのです。
ナチスの秘密警察ゲシュタポが使用していたとも噂される、コンパクトオートピストル。
ワルサ―PPKと一緒に並べても面白い、突起の無いツルンとしたデザインが愛らしいです!
是非ともこの機会に、ご自身のコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
それでは明日も、レッツガンライフ!!
ドイツかぶれな「三代目」でした。
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