TAGOです。今日は珍しく、僕がブログ記事を書いています。
突然ですが・・・。
僕、HK417買いました。
ウオー!デッカイなー!!長いなー!!!カッコイーなー!!!!
基本的に短くて軽い銃が大好きだけど、
BIGな銃もやっぱりいいよね!
思い返せば一番最初に買った電動ガンは確かM14だったな… 全然使ってないけど・・・
おがっち「流石マルイ最大級4.5キロはスゴイ迫力だね。
TAGOもこの夏マッチョになれるね!」
TAGO「ヤダ」
おがっち「え・・・」
TAGO「重いのヤダ!」
おがっち「え・・・だって417だよ、デカくて重たいのがいいんじゃないか!」
TAGO「君は何か勘違いしているみたいだけど
僕はデカイ銃は好きと言ったけど、重たい銃は大っ嫌いなんだ!!!」
ナムアミダブツ
TAGO「だから軽くします。」
おがっち「マジか!」
という訳で、やります。
「次世代HK417の軽量化!&1.5世代カスタム!」
去年の12月に東京マルイから発売された、HK417
肉厚なレシーバー・一回り大きなストック・大きなマガジン
そのBIGなボデーそしてこの重さ・・・
前述の通り、重たい銃が苦手な僕は、この銃を軽くしたいのです。
小店のカスタムでは、一部の常連さん達では、定番カスタムの
「1.5世代化(ウェイトを外して、リコイルをキャンセルする)」
と外装の飾り部品を取り外します。
まずは、一番の重量物である「ウェイト」を取ります。
まずはストックを取りましょう。
このストックレバーをぐっと下に押し下げるとストックが取れます。
次世代M4系全般に言える事ですが、ココで注意したいのは
「ストックを外す時にちゃんと全開で押し下げないとストックチューブについている通電端子の金具が引っ掛かり、とても折れやすい」
です、ホントに注意して下さいね!
TAGOは過去にサンプルの銃でその通電端子を何回か折った事がある ゴメンナサイ・・・
次はバッファーキャップを外します
この穴にキャップレンチをはめて蓋を外すのですが、
417だとバッファーチューブが太いので専用レンチがありません。
今回は他の工具を代用しましたが、この方法だと本体を傷つける恐れがあるので、
注意して下さい。
蓋をはずします。
416の時はネジロック剤でガチガチだったので、今回もパワー勝負だ!
※力任せに回すのはホントはダメです。
ネジ部分をガスバーナー等で暖めて、内部のネジ止め剤を柔らかくしてから取り外す事。By番頭
TAGO「ふんぬ!」
あら!簡単にはずれた・・・
ま、まぁいいか・・・
キャップを外して本体を傾ければリコイルユニットが現れます。
※多分、偶々この個体は簡単に外れただけ。次世代M4系は全般的に要注意な所です。by番頭
コレが417のウェイトです。
何か長いシリンダーみたいのに覆われた中にウェイトが入っていました。
そういえば、先日のTOKYOホビーショーで発表されたAA-12の中にもこんなのが
入っていような…?
スケスケ
(もしかしたら、同じパーツを使っていたりして・・・)
なーんて妄想してみたりしてたり…。
さて、ウェイトを取り外し為に、コイツを抜いてしまえば良いんですが
このまま組み立ててしまうと、銃が壊れてしまいます。
この金色の棒が、メカボックスの中で重要な部品なのです。
ですが、棒ごと取り外してしまうのが、故障の原因となります。
実は、コイツで内部のスプリングガイドを支えているので
ただ抜いただけだと、スプリングガイドとスプリングが暴れてしまい
ピストンクラッシュを誘発させます。
ですので、この部分の対策をします。
という訳で、続きの工程ですが、
先程までの作業で、後ろのフタ部分を取り外した後、ウェイトを抜き取りました。
次に、バッファーチューブ(ストックチューブ)を外します。
417はバッファーチューブも通常のM4とチューブ系が違うので次世代M4系の工具は使えません。
今回は自転車等で使うフックレンチを使いました。
次世代M4系のバッファーリングのネジは
長期使用で緩まない対策で「ネジロック剤」でガチガチに固まっています。
バーナー式のガスライターやガスコンロ等で炙ってロック剤を溶かしてから、外してください。
チューブがアツくなっているので、火傷には注意して下さいね!
メインスプリングとスプリングガイドが出てきました。
このスプリングガイドにちょっとイタズラをします
使うのはコレ
←画像はver.3
SHS スプリングガイドVer2用 or VER.3用
小店取り扱い価格¥1069
ライラクスさんなら、Ver.2のみ。SHSはどちらでもOK。
SHSは中華コピー系の電動ガンの修理&カスタムパーツとして販売されているメーカー。
中華のブランドでは、比較的低価格の割りに、結構使えるカスタムパーツ。
小店だと修理やカスタムなどで、良く使う定番ブランドです。
コレを…
横の出ている「ミミ」を頑張ってカットして…
こうなります。
スプリングガイドの耳を削って417スプリングガイドと同じ形にするんですね。
社外の次世代用のスプリングガイドですと、内部の筒にねじ山が切っていないので、
スタンダード用を加工しているのが、ミソ。
コレが純正パーツのスプリングガイド。
先程、ご紹介した通り「次世代M4系のスプリングガイド」は
ウェイトのリコイルの金色棒を支えるために
穴が空いている為、スプリングガイド単品で、ストック内部で固定できないのです。
見ずらくて、ゴメンナサイ
後はスプリングガイドをストックチューブの内部に入れて、
反対側から、ネジ(M5サイズ)で固定すればイタズラ完了!
こんな感じになりますので、後は本体を組み立てます!
メカボックス側からも参考用に。
あとは、逆の手順で組みなおせば・・・
ウォォオッォオオオ!!
軽いなんて軽さだ!
更に「ガスブロック」「ガスチューブ」や「脱着式の前後サイト」「先端のアウターバレル&はイダー」
と、エアガン発射機構として使っていないパーツを全部取っ払ってみました。
その取り外したパーツの合計重量は、なんと「879g」
ちょっとした「ガバメント」1丁分位の重さが軽くなりました!
前と後ろのウェイトを抜いたので、前後バランスも崩れていない!
構えていても、妙に前のめりになってりしません!
先程も軽く書きましたが、このリコイルユニットのキャンセルは、
当店のお客様の間では、「1・5世代」の名でお馴染みのカスタムで、
激しいリコイルショックのヨロコビが無くなる代わりに、
セミオートも使い易くなるレスポンスと、次世代電動ガンの精度!
撃ち味と重量感を犠牲にしてしまいますが、
ガチでサバゲで勝ちたい方の大人気ないカスタムとして、定番カスタムなんですよ
後は、これも定番カスタムである、スイッチ保護にSBDを入れておけば、
スイッチが焼きつく心配も当面ありません!
スタンダードの電動ガンを散々カスタムしてもココまでの性能を手に入れることは難しく、
次世代の1.5世代化は、結果として安上がりで、トップクラスの銃が手に入ってしまうのです!
興味のある方、お気軽にご相談下さいね!!
ほのかチャン
ちなみに今回イタズラした僕の「私物417」と取り外したリコイルユニットはお店に飾っているので、
抱っこしてみたい方はお気軽にスタッフにお声掛けくださいね!
おわり。
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