こんばんは!
個人でやっている手打ちが売りの美味しい「うどん屋さん」がお店から車で行ける範囲で3件位あるんです。
ですが、この「うどん屋さん達」は皆揃って、3時とか4時とかの夕方前で営業終了なんです。
どうして、手打ちうどん屋さんは夕方前までなんですかねぇ?謎だ。
今日も夕方には全て閉まっていて「例のうどん」は食べ損ないました…。
いいもんね!僕には埼玉県民のソウルフード「山田うどん」があるもんね!
あそこは夜もやっているし。という訳で今日は「山田うどん」でした。
…そんな食いしん坊の「番頭」が今日のブログを書いています。
さて、本題ですね!
今日は、新製品の試作パーツが出来上がってきましたのでご紹介です。
まぁ、タイトルにも書きましたので、もうお解かりかと思いますが。
先日もご紹介いたしましたが、S&T社の電動ガン「64式小銃」用のカスタムパーツです。
←Oリングと白い小さな部品です。
S&T 64式小銃 電動ガンのHOPクッション抑え「適正HOPカラー」販売価格¥2,000(税込)
自衛隊で長らく使われている「64式小銃」を海外メーカーのS&Tがモデルアップ。
パーツのレイアウトを見るに、過去に発売されていた国内メーカー「TOP社」の64式電動ガンを
アチラの国に持ち帰ってコピー&改良して製造された電動ガンですね。
日本国内で64式は高い人気もある事ですし、TOP社の物はとっくの昔に絶版。
中古でもプレミア価格ですごい事になっています。
このS&T製は、お陰さまで結構な数を小店でも、お客様にお買い上げいただきました!
お買い上げ頂いた、皆様ありがとうございました!
そんな訳で、現在本体は完売中。
3月末以降に2ロット目の再入荷の見込みとの事ですが、元々、2月にはと言いながらの
延期延期な再販待ちなので、まぁいつになるやら。
あ、ご予約も承っております。お値段¥65,000(税込)ですね。
S&T製は、先ほども軽く書きましたが、元になったTOP社の電動ガンを独自改良したモデルで、
TOPでは樹脂だったボディパーツは金属化されていたり、
独自設計のメカボックスが、意外と中華にしては出来が良かったりと潜在性能を持っています。
私の入荷前の当初の予想より中身の出来は良かったの、で・す・が・・・。
潜在能力があるとは言え、やはり中華は中華。
外観はさておき、中華の純正状態では「レスポンス動作が遅い」「ギアノイズも酷い」そして「命中精度が悪い」
とまぁ「…中華銃ってこんなモンだよなぁ?」
って実射性能です。
そこで、先日のブログでもご紹介したのですが、サバゲで使うには我慢が出来ない性能でしたので、
S&T 64式小銃 電動ガンのカスタムコンプリート品!を作ってみたのです。
お客様から、チューン済みで購入!とのお約束をしていたので、コンプリート納品させて頂きました。
チューン内容は以前も公開していますが、小店では定番のメニューでチューンナップです。
番頭的には「マルイ化」とか「マルイ・セッティング」とか呼んでいます。
モーター、バレル、HOPパッキンなどなど、いわゆる『番頭』の中華定番チューン!を施し、
普通の東京マルイ製の電動ガンと同じくらいの動作レスポンス&ギア音に手直しする事が出来ました。
…さて、ここまでのチューンの話は、先日のブログでご紹介した通り。
先日のブログでも書きましたが、コンプリート状態でも、まだ改良の余地がありました。
このままでも、元のダメダメ中華状態から考えたら、十分「化けて」はいますが…。
チューン状態でもチョッとチューンナップされた「マルイ製電動ガン」や高性能な「次世代電動ガン」
と対戦するとなると「遠距離での命中精度」でやはり見劣りします。
「もう、ひと伸び!」が欲しい所。30-40メーター以降の遠距離がバラつきます。
そこで、最初にご紹介した、この「小さなパーツ」の出番なのです。コレ重要。
このパーツ類は、HOPUPのクッション部分を「マルイ化」してHOP回転を安定させるのと
ダイヤルをグラつかなくさせるパーツです。
小さくて地味なパーツですが、効果は十分以上!ホントに大切なパーツです。
これで、ようやくマルイ社の電動ガンと互角以上の性能を発揮できる様になりましたよ。
S&Tの64式をお持ちで無い方には興味が無い部分かも知れませんが
構造上、64式のオリジナル設計の給弾チャンバーはHOP回転が安定しません。
そして、HOP調整ダイヤルのパーツの固定が甘く、撃っているとHOPが動いてしまう事もあります。
↑左側がS&Tの純正。右側がマルイとHOP適正カラーの組み合わせ。
今回造り直した、駄目で重要な部分はココ。
HOPのクッションラバーの部分がS&Tはプラ製パーツで出来ています。
本来でしたら、国産のマルイ製の場合はプラ製では無く、プラにゴム管のパーツが組み合わされて入っていて、
BB弾の発射時にチャンバーの中で通過する時にダンピンク(HOPゴムがしなる)する事によって
チャンバー内のBB弾の発射スタート時に、回転を安定させているのです。
んで、S&T64式の場合。ここを、ゴム管のクッションラバーを省略してプラ製パーツでHOP回転を押し込んでいます。
ですので、樹脂パーツのせいでHOP回転が安定せず
「飛ぶんだけど、当たらない」という原因になっている様です。
「良い所までは、独自設計出来ているのに惜しい!これじゃダメ!」という感じですね。
↑チャンバーの上部にマルイのHOPクッションと小店「HOP適正カラー」を組んでいます。
この新パーツを使えば、マルイ純正パッキンやファイアーフライ製などの
HOPパッキンとクッションラバーが使える様になって、動作が「マルイ化」となりました。
注意点としては、S&Tの純正HOPパッキンは中華銃ではお約束な「硬いゴム」で使い物になりません。
現地のフルパワーでマルイパッキンでは千切れてしまうだろうから、この硬さでもなら良いのでしょうが、
国内パワーでは「しなり」が無いので、キレイなHOP回転は掛かりません。
そして、肝心なクッションラバーもありません。
ですので、パーツ交換と同時にマルイのパッキンやファイアーフライの電気くらげ等の
国産系のカスタムパッキンに同時に交換してくださいね。
あ、インナーバレルも中華純正は大抵ダメなんで、マルイとかライラクス、KM辺りのバレルに交換するのがオススメです。
板ガラスの上でうどんをこねる様に転がしてみると、精度が一発でわかりますよ?。
中華ガンの盛んな所、特に香港が盛んなようですが、香港では、サバゲが出来る場所が限られていて
広い所で撃って遊ぶ事は、まず無いみたいです。現地って平屋とか屋外サバゲフィールドってまず無いです。
せいぜい倉庫で的撃ち遊びかコスプレ撮影が主流。
だから、あっちの人はサバゲをあまりしないので、実射性能って気にしていないんですよね。
中華銃の実射性能が現地で要求されていないから、あまり良くならないし、コストをかけない。
ホント、中華はこの辺はお国柄ですね。弾が出れば良い程度で現地の人は十分ですからね。
さて、本題に戻って今回のパーツ製造は、小店ブログではお馴染みのMOMOPAPA氏。
指の上に乗っかってしまいそうな、薄くて極小のパーツです。
薄くて小さいパーツですから、手作業の棒ヤスリ程度では、ちゃんと精度を出すのは、私では無理です。
今回作成して頂いたパーツは、精度バッチリ!
テキトーに作ったのではなく、64式のチャンバー内のギリギリの薄い寸法に合わせて専用に作っていただきました!
いつも、ワガママを実現して頂ける、MOMOPAPAさんと、工場スタッフの皆さん!
ありがとうございます!
「こんな小さなパーツで2000円もするの?」とか言われるかもしれませんが、
このパーツはン千万円する産業用のコンピューター制御の機械で樹脂パーツを上下の2面で削り、
キッチリ精度を出したアイテムです。
一見単純ですが、個人でこれを精度良く作る事はまず出来ないでしょう。
とても高価な産業機械を使っての削りだしパーツですので、ご理解下さいませ。
ホントに地味な小さな部品ですが、これを入れると大幅に性能が引き上げる事が出来るので
この性能向上に2000円なら安い!って思えるかと思います。
←あとは組み立てて・・・。
実際に、先日ご紹介したコンプリート銃に組み付けて動作チェックをいたしましたが、高価は抜群!
具体的なテスト性能で言うならば…。
元々、の中華純正の未改造では…。
「25メーター先の人間に当たらない」って位の性能でして、お話にならなかったです。
先日のカスタム化で
「30メーター先の相手の上半身には当たる」って位でしたから、だいぶ進化しましたよ。
現在のサバイバルゲームで「使えるって感じる」ならこのレベルくらいは、まず必要かな?
んで、今回のHOP適正パーツを前述のカスタム銃に入れると
「40メーター先の15センチの的にバシバシ当たる」という精度が出る様になりました!
精度の良いカスタムされた国産の電動ガンのレベルまで引き上げる事が出来た感じですね!
よく当たる次世代とか、89式、M14辺りとかも未改造の純正標準でコレ位の性能なんですよね。
スコープと組み合わせて、ちゃんと狙えるレベルです。
中華の64式もココまでいけるようになりましたよ!
という訳で、64式用、HOP適正パーツ。近日発売です。
あとは、HOPダイヤルがグラつかなくする為の、ゴムリングを手配して、
パッケージと説明書も作成しないといけないので、もう少々お待ちくださいね。
あ、ご興味がある方、御自分で組んでみたい方の為に「適正HOPカラー」のご予約もお受けいたします。
店頭・メール・お電話にてお声掛け下さいませ。
現在、カスタムご依頼を頂いてお預かりしているお客様の64式にも、このパーツは使用する予定です。
ちなみに、カスタムのご依頼ですが、
新店舗オープン準備の為、新たにカスタム依頼品をお預かりする事は、只今お休みしております。ごめんなさい!
お預かり品を店舗の移動でぶつけたり、落としたり、紛失してしまったりしたら申し訳ないので…。
新店舗がオープンする、ゴールデンウィーク以降で宜しければ、このS&T製の64式の内部カスタムも承りますよ。
ですのでどうか、よろしくお願いいたしますね!
おまけ
ちなみに、私「番頭」の作業中のカスタム作業で、64式の他にも、スゴイ=電動ガンのご依頼が…。
新品をベースにカスタムコンプリート状態での本体をお買い上げの約束でして…。
上の画像の電動ガンなのですが、独特な電気構造&中華クオリティにだいぶ苦戦しています。
本当に、キレイに動かなかったんです。この子。
「何となく動く」程度のいい加減なカスタムセッティングじゃ、高価な銃なんで申し訳ないし…。
通常作業の合間合間にやっているのですが、取り掛かって3週間くらい?
ほぼ、毎日弄っています。ですが、本日ようやく目処が立ちました!
あとはもう一度全バラして、組み立てなおして最終セッティング!
明日には、出来上がるかな?お待たせしております。
という訳で、興味がある方がいらっしゃれば、
この銃の後日カスタム内容を、当ブログでもご紹介しましょうかねぇ?
さて、結構長くなってしまったので、本日はココまで。
あしたのブログ更新もヨロシクお願い致しますね!
それでは、いつもの〆のご挨拶!
皆さんご一緒に!
レッツ!ガンライフ!(σ゚∀゚)σ
「番頭」でした!
END
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