ササハラです。
好きな言葉は 既製品 完成品 ポン組み。
苦手なものは 加工 塗装 改造!
しかし売り場に出ているこのパーツ・・・
各種電動M4用、MAGPUL MOEシリーズの中華レプリカ!
グリップとストックとハンドガードの3点セットで¥7,689とお得な設定となっております。
MAGPULパーツが手に入りくくなってしまった現状を考えるとなかなか貴重なパーツですね!
しかもポン組みできる! らしい!
ポン組みできるのはいいパーツだ!
今日はこのパーツを新品の次世代電動ガンM4A1に組み付けて、
お手軽カスタムガンとして抱き合わせ販売せよとの指令が下りました! 楽な仕事だぜ!
まずはストックから取り替えましょう。
この金具をグッっと下に押し下げて取り外します。
で、同じようにストック(画像中央)を装着すれば一発で交換は完了!・・・
・・・しかし!?
かっ カタい・・・! というか何か明らかに当たっててストックが刺さらない!
というわけでバラして組み付けました。
・・・しかし!?
ウッ・・・ 動かない! 調整が利かない! 固定ストック!!
ストックの保持シャフトの動く幅が明らかに小さすぎて、調整すらままならない始末!
保持シャフトの可動幅を確保しなければ・・・
悪夢のような中華パーツとの戦闘経験が豊富なアンディ先生に助けを求める私!
アンディ「シャフト固定用のピンを削りましょう」
ササハラ「エッ・・・ いや加工とかはちょっと・・・」
アンディ「削りましょう。」
たたかいがはじまった
(20分後)
ササハラさん
どうしたんですか
「おみせをきれいにしなくっちゃ・・・」
「・・・」
(30分後)
やった!完成したぞ!!!!
ストックシャフトを保持するピンの切り欠きの幅と深さを1時間近くに渡って削り、
なんだよこれ・・・
さらにストック調整レバーに可動を妨げる謎の突起があったので
それも切り飛ばして痕を整え、可動範囲アップ!
ストックを問題なく運用する事ができるようになりました!
―――
続いてグリップを交換します。
グリップの中にはモーターが入っており、
グリップは、モーターのピニオンギアがメカボックス内のギアに接触する、
その当たり具合を調整する役割も果たしています。
メカの効率に関わる重要な調整なので、
グリップ選びと組み付けは慎重に行いたいところですが、今回は果たして!
とりあえず外します。
外側2箇所を外してフタを取り、
モーターを抜き取ったその奥に2箇所で固定されています。
この際配線の取り回しをよく観察して、組みなおした際に再現できるようにしておきましょう。
今回は問題なく付きました。
底蓋のでっかいマイナスネジでモーターの位置を調整します。
モーターのピニオンの、メカボックス内のギアへの当たり方を判断するには、
実際に電動ガンを動かして音を聴くしかありません。
今回は・・・
M4 「カクッ・・・」
M4 「カクッ カクッ」
当たりが強すぎて動いてない!
(カクカクしか動かない場合はモーター端子が逆の場合もあります。注意!)
というわけで、モーターの頭に乗っている調整用のスペーサーを外してスペースを確保し、
モーターの配置に余裕を持たせます。
注釈:「MOEタイプグリップは正規品も含めて全てモーターのスペーサーを取り外すのが前提である」
という事実をササハラが知ったのは、それから暫くしてからのことであった
で、動かしたところ、今度はちゃんと動きましたが、
モーターの底のネジが発射に合わせてグルグル回って脱落!
これじゃダメだ!
が、特にいじらなくてもモーターの位置がきれいに出たので
ネジロックでくっつけて見なかったことにします。
これにてグリップ装着完了!
―――
続いてハンドガードの取り付けです。
本製品のようなリアルサイズのハンドガードを取り付けるに当たっては、
純正ではハンドガードを装着しても多くの場合どうしてもガタつくため、
このイーグル模型のデルタリングに換装してガタつきをなくすのが定石です。
が、純正のまま試しに付けてみたらカッチリついてしまった。
中華とは いったい
腑に落ちないけど
これにて終了!
このM4のカスタムは
実銃射撃の際にお世話になった(スネ夫君のテーマ)ので結構思い入れがあるんですけど、
ポン組みという言葉に騙されて
ストックの内部加工にかなりの苦労と怨念を注いだので、
本体小店お取り扱い価格:¥43,027
+ パーツセットの小店お取り扱い価格:¥7,689
+ 工賃:¥いくらか
で、5万円オーバーになってしまうところ、
この一丁のみ 特別怨念価格 ¥46,000 にてご提供とさせていただきます!!
2丁目は無いです。もうやりたくないです。
純正状態のA2タイプグリップは出っ張りが出ていて結構好き嫌いが分かれるのですが、
このMOEタイプグリップは握りやすさに定評があり、ストレスレスなコントロールを実現します。
ハンドガードはいい感じのシェイプとなっておりグリップと同じく握りやすく、
ハンドガードのスリットには後付でレールを追加する事が出来ます。
ストックは細く耐久性に優れ、持ち替えも安心な仕様!
以上、怨念を抜きにしても、
操作性とルックスを全体的に高めた優良カスタムとなっております。
ついでにこの、グリップ・ストック・ハンドガードのパーツセットの残りも
個体差なのか仕様なのかは不明ですが、同じく加工が必要である事が考えられるので、
こちらもササハラの私怨により、¥7,689 のところ、
これからは特別怨念価格:¥5,000でご提供させていただきます! 何がポン組みだ!
やっぱり既製品が一番だね!!!!!!!!!!!
カスタムのご相談は店長までどうぞ!!! さよなら!!!!!!!
ササハラの次世代AKを支えるケイホビーオリジナルパーツ!
あっ ケイホビーオリジナルパーツは
各パーツメーカーさんの緻密な採寸と加工により全てポン組みできます!
スゴイ!しかも多彩!時折狂気!
お求めの方はケイホビーウェブショップから今すぐアクセス!
おちまい
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先日、ケイホビーオリジナルの次世代AKS74U用のハンドガードを購入したのですが…ポン組できませんでした!
ハンドガード上部を固定する本体側のロックピンが最後までかからず、四隅にある出っ張りをけずってもまだダメで、最後は全体を0.5ミリほどけずってようやくロックピンがかかるようになりました。
現状はガタつきもなく、最高にカッコよくなっております!
まぁ、かなり使い込んでいるクリンコフなので、本体側の状態が通常よりおかしくなっていたのかどうかはわかりませんが…
一応、そういうこともあるということをご報告させていただければと思います。
藤2 さま
コメント&ご報告ありがとうございました!
次世代クリンコフ用のハンドガードですね。
満足頂いている様で、コチラとしても嬉しいです。
しかし、要調整でしたか。ご迷惑をおかけしました。ゴメンナサイ!
ゴム型ですので、量産の結果、多少型のズレがあるのかも知れません。
工場の方には、報告しておきますね。
せっかく、ご報告を頂きましたので、実際に店頭にある最新ロットのハンドガードを
ブログ記事として、組み立て調整をしてみまして、コンプリート品を作って見ます。
その際に、実際に行った調整箇所などを、当ブログでご紹介させて頂きます。
どうか、今後もケイ・ホビーを宜しくお願い致しますね。
宜しくお願い致します!