高熱に要注意!(特に車内放置は厳禁!)


 

 

こんばんは。

夏 そして熱に敗北し続ける男 ササハラです。

 

夏です。

文字通り暑くて死んでしまいそうになる陽気にが続きますが、お休みシーズンともあって、
サバイバルゲームに興じられる人口はむしろ増えているようにすら感じられます。

サバゲ中に限らず、 暑さのあまり健康を損なってしまった という報告も多く聞かれるので、
皆様も十分に気を付けてお過ごしください。

 

人間の健康維持のお話は恐らく多くの場所で紹介されているので割愛しつつ、
今日は高温・高熱が原因で起こる様々なサバゲ用品の健康トラブルを紹介したいと思います。

 

僕自身も昨日初めて気づいたんですけど、

X500のような比較的薄くて弾力のある材質のレンズを持つゴーグルは車の中に放置しておくと

レンズ部が熱で変形するという事がわかりました。買ったばっかりなのに…

 

僕はサバゲの頻度が大変多い人なので装備品類は放置しがちなのですが、
ゲームが終了したあとはしっかりおうちの中に引きこむのがオススメです。

特にバッテリー類は中身が液体ですので、
車内温度の増加や直射日光によって熱が加わると変化を起こしやすくなり危険です。

 

熱が加わると、ニッケル水素バッテリーの場合、劣化、バッテリーのパフォーマンスの低下、
自然放電量が高まって過放電状態になるなどのリスクが高まります。
リチウムポリマー(Li-Po)バッテリーに至ってはバッテリー自体の劣化や膨張を招きます。

膨張を続けると破裂・発火に至るリスクが高まり大変危険ですので、
車内に置き忘れるようなことは極力避けてください。

膨らむ理由は、高温に晒されたよる可燃性電解質の気化です。
(無理な充電や、ショート等による急激な放電による本体の加熱でも同様の現象が起こります)

特に70度を超えるような環境下に2時間以上放置するようなことは、
最悪の場合、以上のように破裂や発火という事態になりかねませんので、

管理には特に注意してください。

 

バッテリーだけではなく、さらにガスガン用のガス缶も管理には注意が必要です。

ガスを買ったあとダッシュボードに放置していたところ、
破裂してフロントガラスが粉々に… なんて話も伝え聞いております。

以下は某店長の体験談。(稲川淳二の怪談風に)

 

※プライバシーにより、一部音声を加工しております。

「それは10年以上の昔の話です。私、ワンボックスカー(ハイエース)の中に、
 サバケ用品一式を常備していました。
 まぁ部屋に入れるのをめんどくさがって、入れっぱなしにしていたんです…」

「…ある日、車内のサバケ用品収納BOXから、
 取り出してゲームで遊ぼうと思ったら、ガス缶が空っぽなんですよ…。」
「あれー?おかしいなぁ?と思って、良く見ると、ガス缶の先っチョが居ないんです…。」
「さらに、収納ボックスの横にも小さな穴が開いていて…」
「車のバックドアの鉄板が、まるで、内側から撃たれたみたいに出っ張っているんです…」
「きっと!あれは私を狙っているゴーストな狙撃者がいる呪われた車なんですよ!怖いですね~」

※本当は、夏場に車内でガス缶がさく裂して、
 注入口が車内から外に向けて爆発発射されたとも言います!ホントにご注意を。

 

最低でも、以上のようなアイテムはサバゲ終了後や、
フィールド到着後に車に置き忘れるようなことがないようにしましょうね!

JAFさんのホームページによれば、
直射日光が当たるような状況では車内温度は普通に50度を超え、
場所によってはときに80度近くになるそうですので以上のようなリスクは十分にあると言えるでしょう。

 

 

上記のようなサバゲ以外の時間だけでなく、サバゲ中の熱にも注意が必要です。

金属フレームの電動ガン等を直射日光の下に放置すると銃が過熱してしまい、
いざ握ったときにヤケドしたり、そこまでいかなくても大変熱い思いをするので注意が必要です。

また、ガスガンも過剰に高温になった場合は必要以上に圧力が上がり、
普段よりもパワーが上がるだけでなく、特にブローバック式のハンドガンでは
快調すぎて作動中にスライドが割れたりといった報告を聞いたり、実例も数多く目にしております。

 

また、これは保管時もそうなのですが、
バイオBB弾の中には高温や直射日光の下に放置すると数時間で変質し、
膨らんだり変形したりして使い物にならなくなるものがあります。

P8041011

使用後、車内に放置して劣化してしまった東京マルイさんのバイオBB弾がありました。
画像のように、線が出たりおへそが発生した弾は使用しないでください。

マガジン内でジャムを起こして弾上がりが悪化させるだけでなく、
運悪くチャンバーに膨らんだ弾が侵入した場合は弾詰まり、
そのまま動かし続けた場合最悪メカボックス内のパーツが破損して使用不能になります。

弾が膨らんでしまった場合に限らず、
鉄砲が動いてるのに弾が出ないときは落ち着いて鉄砲の状態を確認しましょう。

 

以上のように、夏のサバゲ用品には危険がいっぱいです!

皆様、物品の管理には十分に注意していただきつつ、
健康にも気を配って遊んでいただければと思います!

 

 

END

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